【感想】太閤暗殺 秀吉と本因坊

坂岡真 / 幻冬舎単行本
(1件のレビュー)

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  • tosyokan175

    tosyokan175

    直前に読んだ羽鳥好之「遊びをせんとや 古田織部断簡記」は茶の湯という視点をつかった徳川の始まりの物語でしたが。本書は囲碁をいう視点をつかった秀吉の終わりの物語でした。昨年、NHK大河ドラマの再放送で「黄金の日々」を毎回録画して満喫しましたが,そこに出てくるオールスターがまた違った人物造形でどんどん出てきます。この小説も大河以上の登場人物が思惑のタペストリーを編みながら書名である「太閤暗殺」に向かって突き進んで行きます。主人公は、もっぱら物語の織物の中でひたすら受け身でありますが、しかし本因坊という囲碁の名人でしかありえない結末も納得感あります。逆に,その結末から逆算して作られた小説かもしれません。ただ囲碁を知らない自分としては、このストーリーの中で囲碁の世界をもっと知りたかった、というのが最初の期待値だったかも。続きを読む

    投稿日:2023.12.24

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