【感想】AΩ 超空想科学怪奇譚

小林泰三 / 角川ホラー文庫
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 3.0
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ブクログレビュー

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  • ヒューイチ

    ヒューイチ

    ウルトラマンの話かと思いきや・・・

    本作を読む前に我孫子武丸の『修羅の家』を読み、精神的にダメージを受けた後に本作を手にかけたところ、普段乗り物酔いしないのですが高速バスで少し具合が悪くなりました。
    それが冒頭の微候でした:飛行機事故にあった夫の遺体を確認する為に妻の沙織は遺体のある公民館へ向かう・・・
    遺体の描写が途轍もないです・・・
    続いて第一部はとある、宇宙空間に存在するプラズマ生命体の話になります。これだけでも十分興味深い物語です!
    第二部以降は一言で言うと『ウルトラマン』です。
    主人公の名前は『諸星隼人』です(笑)

    小林泰三さんの作品は四作品目になりますが今まで読んだ作品とはテイストがかなり違いました・・・
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    投稿日:2024.02.22

  • eirain0320

    eirain0320

    角川ホラー文庫で新装版が続々刊行されている小林泰三作品。『玩具修理者』と『人獣細工』に続いて刊行された本作を、前2作に引き続き手に取ってみた。

    原因不明の旅客機墜落事故が発生。生存者は絶望的としか思えない凄惨な事故の中、乗客の男性が1人"蘇る"。そして始まる、地球外生命体らによる、地上を地獄絵図へと変える血肉に塗れた戦い―――。

    血みどろ作家(?)・小林泰三が描く、グログロなウ○トラマン・・・マジでウルト○マン。主人公の宇宙生命体との邂逅とか、主人公の名前とか、"超人"の掛け声とか、まごうことなきウル○ラマン。(あ、某ライダーも入ってるか。)

    特撮映像を想起させる荒唐無稽&血みどろどろなヒーロー活劇を描いたテキストを、ひたすらに味わう作品。それ以上でもそれ以下でもない、きっと。

    あ、宇宙生命体の正体が明かされるシーンは、驚きで思わず声が出てしまった!(・・・や、結局は「それで?」で落ち着いてしまったのだが。。。)
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    投稿日:2023.12.23

  • こん平

    こん平

    このレビューはネタバレを含みます

    宇宙からの侵略者を宇宙から来た別の生命体と合体して迎え撃つという有名すぎる構図ですが、敵味方双方がいろいろと手加減なしだと、こんな嫌な感じになりますよねって思いながら結構楽しめました。主人公の名前も有名ヒーローの2番手と2番手の組み合わせでオマージュか皮肉だったりするのでしょうか。

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    投稿日:2023.11.27

  • ha1s

    ha1s

    このレビューはネタバレを含みます

    読んでて苦しい……小林泰三作品はいくつか読んだことがあったけど、ホラーSFというのが私に合わなかった。

    千秋が部屋一面に埋まり存在しているあたりは最高で最悪だった。

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    投稿日:2023.08.29

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