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松岡圭祐 / 角川文庫 (11件のレビュー)
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さいち
かなり肝が座ってきた李奈と、短絡的思考の宗武との言葉の応酬が面白かった。 言葉の内容はもちろん、三点リーダーや短文の組み合わせで、食い気味に言い返したり、ポンポン言い合ったりしているのが自然に伝わって…きた。 真相は今まで以上に全くわからなかったので、解決編は出来すぎな気がしたが、李奈がとても聡明だと思うことにしよう。 文芸業界内部の実録的小説『インタラプト』、純文学の『十六夜月』を実際に読んでみたいと思った。続きを読む
投稿日:2024.04.27
のりのり
李奈さんが短い間にまた一段と成長しました。小説家というよりも人間として、探偵として?です。「人の死なないの」件は、ファンとしては嬉しいような、自分で言うの?という感じで、微妙でした。
投稿日:2024.03.24
みーば
シリーズものとは知らずに、初めて読んだ。 単発でも、わかりやすくて、楽しめた。 小説家が、書くだけで食べていくのは、大変。 大きな賞を取れば、本が売れるとは限らない。 一冊の本を出版するのに、時間…と手間がかかるのがよく分かった。 そして、売れなければ、採算が合わないことも。 主人公が死んでしまったり、難病と闘ったり、 「世界の中心で愛を叫ぶ」「一リットルの涙」など、 原作本、ドラマ、映画、と大流行した、した! 李奈の鋭い推理と、博識に感動!続きを読む
投稿日:2023.12.26
E.Mogura
自分のようなストーリーを楽しむ読書人には、このシリーズはいつも前半が何とも退屈な展開で、謎解きの章になってよやく目覚めるのだが、今回は謎解きの章も短いので、読了に時間がかかった。 本の小口の端の角度…という小ネタはチェックしておくが、 https://weekly.ascii.jp/elem/000/002/411/2411092/ 数理上そうなるったって、前提条件を揃えるのはそう簡単でないと思う。 それにしても、主人公の成長速度が速すぎる・・・ってのは、前巻でも書いた。次巻はどうなることやら?続きを読む
投稿日:2023.11.21
良吉
シリーズ9作目、読了。 商業的小説への批判的作品かな。 登場人物はそれぞれ個性なあり、印象に残りやすい。 出版業界のウラ話を毎度垣間見れて楽しかった。 家族愛を含む信頼関係なども伝えたかったと感じま…した。 さて、10巻行くぞ〜続きを読む
投稿日:2023.11.03
蒼
このレビューはネタバレを含みます
本屋大賞にノミネートされた事により、徐々に評価が上がってきた李奈。そんな中、純文学に定評がある鳳雛社から執筆のオファーが舞い込み… ヒロインが難病に侵され、死にエンドの風習がヒットの法則と言うやり手編集者に、真っ向から挑んだ李奈。流されずに自分を貫く強さが加わった気がします。 そして、ついに李奈が全国的にメジャーになって本当に良かったです。バイトせずに専業作家で食べていける日がくるのを待っています!
投稿日:2023.10.09
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