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明石順平 / 角川新書 (4件のレビュー)
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こうへい
全検証とするにはやや早いとは思ったが、全検証の途中経過という事で読んでみた。 前半の対医療をメインにした部分はデータを多用して概ね肯首出来る内容だった。感染症の専門家の知見は欲しかったが。 後半の…対経済をメインにした部分は著者らしい、反リフレクションありきの展開だった。ただそこにも諦め、投げやり的な感情も見受けられたので、今後の文筆活動は変わって行くのかも知れない。 くまざわ書店阿倍野店にて購入。続きを読む
投稿日:2024.02.17
板橋区民
5類移行後の’23夏に医療崩壊するとか書いてるけど、実際にはそうならなかった。こんなにデータを積み重ねて緻密に分析した人でも間違うんだ。コロナ=致死率が異常に高い正体不明の新型肺炎という見方から最後ま…で抜けられないのね。 コロナが始まった時から、パンデミックってどうやって収束するんだろうと関心を持って注視してたが、結局ウイルスが弱毒化して普通の風邪に変化する事で終わりを迎える事を学んだ。そうだとすると強い行動制限で流行初期の強毒株の感染を抑え込み、弱毒化した後で一気に感染を広げて集団免疫を獲得した中国式の対応が最も賢い事になる。問題は弱毒化するまで2年もじっとして待てるかどうかだが。 ワクチンは感染拡大防止には何の役にも立たなかったし、高齢者の致死率をほんのわずか(0.45%)だけ下げる効果しかなかった。しかもオミクロン以降の死亡者(全体の7割)は肺炎などのコロナ症状ではなく、持病の悪化が原因だという。一方でワクチンは2000名もの命を奪い過去最大の薬害を引き起こしている。コロナ死者の95.6%が60歳以上だったことを考えると、高齢者の寿命を数年伸ばすために若い人が犠牲になったと言わざるを得ない。 この他にもアクリル板とか、飲み屋の換気とか、効果の乏しい施策が数多くあったが、そういう検証こそ今やって欲しい。何よりマスコミの報道の仕方が適切だったのかも検証が必要だろう。 逆にアベノミクスがどうとかいう第六章に最大の紙幅を使っていて、コロナと関係がない事を何でこんなに力説しているんだろうと不思議に思ったが、著者の略歴を調べたらこっちが本業なのね。納得。続きを読む
投稿日:2024.01.17
dai-4
大きく分けて、前半の医療政策と後半の経済政策に関する検証。前半は、多少『ん?』と思える部分があるにせよ、概ね中立的な、客観性に基づく検証がなされている。特に、当初優等生だった日本が、気が付いたら最低レ…ベルに落ち込んでいるっていうデータは、検査数の問題だけに落とし込めない事実とを伴って、かなり考えさせられるものがある。とそんな感じで前半はかなり満足度が高かったんだけど、後半、自分の専門分野に近づいたこともあってか、アベノミクスへの不満が出過ぎたキライがあり、文章の熱量と比し、検証性はトーンダウン。~ミクスへの不満は大いに首肯されるし、論旨としては納得出来るんだけど、本筋からは少し外れている気がしてしまいました。続きを読む
投稿日:2023.08.28
みなかた
政府のコロナ対策、いろいろやってくれて感謝は感じつつも、ある時期から「なんで」「どうして」というモヤモヤ感を感じだした。本書を参考に振り返って個人的検証をしたい #全検証 コロナ政策 #明石順平 2…3/8/10出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 https://amzn.to/47nqx1d続きを読む
投稿日:2023.08.10
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