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窪美澄 / 光文社 (63件のレビュー)
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ルノワール
嫌な気持ちになるのに面白い。登場人物たちは、どこにでもありそうな日常だったり、そうした日々を積み重ねているだけなのに、連鎖して闇の中に呑み込まれていった。そして、その闇に抗うことなく、どこか受け入れ…ている様子が不可解なのに、共感できるところもあって心にズシリときた。 続きを読む
投稿日:2024.04.21
アンアン
このレビューはネタバレを含みます
最近優しい作品が多かったから、初期の頃のような作品で嬉しかった。(優しい作品もいいのだけど) 色々なものが溜まって溜まって取り憑かれた様に固執して自爆。妄想なのか、引き寄せてしまったのか。 3話の実際不倫が現実になって最後と言われたら固執するところ、5話の素朴な女性に惹かれたのに昔のしつこい女が思い出されて目の前の彼女と距離を置きたくなる所、なんか分かる。
桂
短編小説は好きじゃないけど 連作の短編小説は好き。 でもね、、 なんか怖いのよ、、、 人間の怖さもだけど ホラー的な怖さが、、
投稿日:2024.04.06
ことは
5つの物語からなる連作短編集。 暗くて重いまま物語が進み、結末はホラーのようなのに、不思議なくらい引き込まれた。 女子中学生が主人公の「宵闇」の結末だけは、明るいく力強い。 全体に漂うやるせない…感じ、物事が解決しない世界…現実の自分にも当てはまるから、引き込まれたのかもしれない。続きを読む
投稿日:2024.04.05
はちこ
澱んだ日常がずぶずぶと沼にはまって沈んでゆく。沈んだら最後、まとわりつく泥からは逃れられない。初めは自分でも気付かないくらいに少しずつ、うっすらと自覚してなお、大丈夫と過信している間に、身動きのとれな…い闇に堕ちてしまう。 中で唯一、その闇を断ち切り、沼から這い上がるのはいじめにあっている中学生。彼女の明日が今日より良い日となりますように。 窪美澄さんがこんなにずぶずぶと沈む物語も描く作家さんだということを知らなかった。続きを読む
投稿日:2024.03.24
ゆかりん
なんとも言えない読後感。 光だと思ってすがったその先にある物は… どの話も途中から雲行きが怪しくなり、怖い、怖い…来る、来る…と怖いもの見たさにズルズル引き込まれて遅読の私でもあっという間に読了出来ま…した! 登場人物と年齢的に近いこともあって、そうならざるを得ない心情が良く分かる気がしました。続きを読む
投稿日:2024.03.20
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