【感想】史上最悪の介護保険改定?!

上野千鶴子, 樋口恵子 / 岩波ブックレット
(5件のレビュー)

総合評価:

平均 3.4
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ブクログレビュー

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  • 学びのブタ野郎

    学びのブタ野郎

    いつ髪を切りに行くべきか、床屋さんにきいてみた感じです。
    現時点ですら介護の現場に問題があるのも、ここから先も苦しいことも間違いないのですが、少ないリソースとお金をどうするのかという話なので悩ましいですね。総合事業についてはあまり詳しく知らなかったので調べてみようかなと思いました。
    とはいえ大きな市場ですし、医療保険のようにガチガチに固められてないので、大きなもの同士の負けられない闘いがあるのかなと思いました。

    訪問介護の方々がワクチン接種やらコロナの時期にとても大変だったり正当な評価を受けていなかったりという点は、もう本当におっしゃる通りと周りで見ていた当方としては感じました。
    本当に重要な指摘や、悲痛な叫びもあるので読んで全く損はない本と思います。
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    投稿日:2024.01.24

  • 知之介

    知之介

    よほど金のある人や裏金で儲ける政治屋たちにはつまらない話なのだろう。それどころか積極的に介護保険の改悪に手を貸している。そんな輩が弱った者を切り捨てようとするのは自らのさらなる利益のためでしかない。彼らの背負った業が気の毒でさえあるが、天罰を待ってもらうしかない。
    老人たちよ挫けず行こうではないか。この本に登場した人たちのように本気で頼れる人はいる。手を差し出して繋がろうではないか。
    この本の中身がほとんどの国民に届きますように。
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    投稿日:2024.01.13

  • paravoula

    paravoula

    読み終わった後、…で?と感じた一冊。本書は介護保険の制度変更の歴史、今後の改正にフォーカスされている。本を手に取る人は恐らく今後、介護保険の利用率が高い人。どうすればよいのか…と後味が悪い。個人的には利用者増と税収面が減っている点をどう補うべきか? どうするべきか? まで踏み込んで欲しかった。続きを読む

    投稿日:2024.01.01

  • KAORI

    KAORI

    上野千鶴子さんの解説が読めるのかな?と思っていたが、違った。
    介護の現場にいる人たちの声を集めたものだった。

    私自身、母がホームヘルパーを経てケアマネになって現場で働いてきた様子を見ていたので、なんとなく雰囲気はわかるものがあって、だんだんと家族で看るのではなくて、社会の手を借りれるようになってきたんだよなぁと思っていたのだけれど、逆行する方向に向かいそうだったとは!

    祖父の7年にわたる在宅介護を祖母、母、父が大変な思いをしながらやっているのを子どもの頃に見ているので、今はデイケアとかホームヘルパーさんにきてもらうとかを費用を気にせずできるの良いよねと思っていたけれど、それもかわっていきそうだということをしっかり理解していこうと思った。
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    投稿日:2023.07.19

  • dai-4

    dai-4

    どこかの書評で見たことがあった気もするけど、書店でふと目にして、そういえばってことで入手。介護保険の改悪には断固反対。だけど、本書の内容はだいぶ散漫。多くの書き手の手になるものだからある程度は仕方ないけど、もう少し(というかだいぶ)、スリムアップ出来たろうし、しっかり論旨を絞った方が、伝わりも良い。少し残念。続きを読む

    投稿日:2023.07.03

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