【感想】ヴァンプドッグは叫ばない

市川憂人 / 東京創元社
(45件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
13
22
7
0
0

ブクログレビュー

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  • amazara4

    amazara4

    絶対に「ボーンヤードは語らない」を再読してから読むべき!!!
    シリーズ再読してから読み始めたからより楽しめた。
    どんどん愛着のあるキャラクターが増えていく。今回のテーマは吸血鬼&狂犬病。
    過去作品より創作性の高い科学ミステリーだから若干世界観についていけないところはあったけど面白かった。シリーズの軸も見えてきたし、次作が楽しみ!続きを読む

    投稿日:2024.05.04

  • kozakura

    kozakura

    シリーズ過去作の登場人物が出てくるがよく覚えておらず残念だったが主人公二人は相変わらずキレの良いやり取りで楽しく読めた。やはり小説は本作のようにキャラクタの書き分けがはっきりしていたほうがストレスなく読めると感じた。ストーリー展開には翻弄されました。エピローグが若干長めかなと思ったが不可解な状況もスッキリ。続きを読む

    投稿日:2024.04.15

  • わしお

    わしお

    マリア&蓮がタッグを組んで事件を解決するおなじみのシリーズ。このシリーズはサクッと読める感じが好きです。心地よいような二人の掛け合いとは裏腹に進む非情な殺人がジェットコースターのよう。練られた推理がいつも通り面白いです。前作までの(だいぶ忘れちゃってたけど)キャラクターが再登場するのも個人的には好きですね。続きを読む

    投稿日:2024.04.10

  • こむぎ

    こむぎ

    1970年、春
    レッドデビルは知らない

    1970年代前半〜1983年2月
    赤鉛筆は要らない

    1982年8月〜1983年2月
    スケープシープは笑わない

    1983年2月
    ジェリーフィッシュは凍らない

    1983年5月
    ボーンヤードは語らない

    1983年11月
    ブルーローズは眠らない

    1984年1月
    グラスバードは還らない

    1984年2月
    ヴァンプドッグは叫ばない

    198?年?月
    ○○は☓☓ない
    続きを読む

    投稿日:2024.04.10

  • mach-read

    mach-read

    このレビューはネタバレを含みます

    過去作に出てきた登場人物のオンパレード。特に、前作の短編のマリアの過去と根深い。寧ろ、マリアの過去ありきで、記憶があやふやな私には不完全燃焼。

    今回は内容量に対してやや説明くさく、冗長。
    次作への布石としてのモリアーティ的なライバル(金に物言わせるだけの下衆で足元にも及ばないが…)登場といったところか。だが、恣意的に起こす犯罪はアンフェアで、今作以降、これは純粋な犯罪ではなく、プロモーションされた犯罪ではと素直に事件と動機を楽しめなくなるではないかと懸念。
    実際に今回は犯人の小物感が半端なく残念。
    さらに閉ざされた街、閉ざされた館のダブルでビッグなクローズドサークル設定なのに、吸血鬼(どちらかというと屍鬼)という力技で捩じ伏せられて私的にはアンフェア。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.28

  • マカロフ投法

    マカロフ投法

    このレビューはネタバレを含みます

    ◯◯は××ないシリーズ5作目です。
    一作目から読んでいますが、過去作の登場人物たちも出てくるので、すごく懐かしくなったり、もう一度過去作を読み直したくなったり…

    今回も最後まで息をつかせぬ展開といいますか、話が二転三転していくので、どうなってしまうの?と思いながら一気読みしました。
    途中、なんとなくこの人が怪しいのでは…と思うところもあるけれど、どうしてもトリックなどが思い浮かばない!結末で、そういうことか…!してやられたり…!毎回この驚きをくださる、作品シリーズです。
    ただ、今回は力技というか、よく読んでいれば確かに伏線でそう語られているのですが、なんか「そういう設定」にしてしまえばなんでもありなのでは?と少し思ってしまったのでちょっとだけ評価下げてます。
    しかしながら、謎が謎を呼び、続きが気になる話の運び方はさすがですね。
    とても面白い作品でした!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.06

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