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相沢沙呼 / 集英社文庫 (37件のレビュー)
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総合評価:
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うつせみ
読めば読むほどストーリーに深みが出てきて、何度もさかのぼって読みたくなる作品。 司書の先生ってこんなイメージあるよなぁって思いながら読めた。
投稿日:2024.04.15
kushidayama
ーたぶん、きっそう。 あたし、ずっとずっと、さびしかったんだ。ー テーマは6人の少女の「孤独」 彼女たちが抱える孤独はどこか覚えがあるけれど完璧にわかるわけではない。彼女たちの抱える感情は彼女たちの…ものと思える絶妙な読者との距離感。 それぞれのお話のどこかが繋がってるのが短編の醍醐味。前の話ででてきた子が主要人物になったりするから読んでて切り替えはスムーズに出来ました。 とある短編だけ繋がらないのも最後には納得できる。 いわゆる日常シーンで使われる「若者言葉」に違和感があったけど、それ以外の日常はリアルに感じました。続きを読む
投稿日:2024.04.10
1875500番目の読書家
はじめ、文体などちょっと入り込めない感じがあって躊躇したけど、次第に慣れた。 短編ならではの、あの子とあの子が繋がってて〜展開が後半ドドドと押し寄せ、後半は結構涙腺ゆるゆるに。
投稿日:2024.03.18
Koki Murakami
このレビューはネタバレを含みます
好みではない。わりと胸糞要素ある。それぞれのごく普通な女子中学生の世界観はうまく表現されてたとは思う。 2章が急に過去編始まって時系列変だったから、しおり先生あたりで叙述トリックあるだろうなとは思ってたけど、あなたがしおり先生だったのね。それはわからなかったし良かった。
投稿日:2024.01.26
あーぎゅ
本屋で見かけて、タイトルを見て手に取ってしまった作品。 各連作の主人公たちが、各々の悩みを抱え、苦しみ、向き合っている様に心を動かされました。主人公にならなかった登場人物達も、それぞれに悩みを抱えてい…たはずで、彼や彼女はどうだったのだろう、と考えさせられる作品です。 自分自身が中学生の頃に感じていた感情を、もう一度振り返ってみたいな、とそんな風にも感じさせられました。 中学生はともかく、高校生以上の方でも、自身の経験と照らし合わせて読める、読みやすい作品だと思います。 自分は、また誰かの感情に触れたくなったときに読みたいなと思います。続きを読む
投稿日:2024.01.25
ぺいしゅん
しおり先生がとても素敵でした。 ちょっとしたことですれ違っていくこの時期にありがちな人間関係のあれやこれが、切なさと辛さを感じさせて読みごたえがありました。教室の本棚に置いておきたい1冊。 若者言葉についていけない自分に、若干の老いを感じてしまいました汗 微レ存ってなに?!ってか"びれそん"って打ったら変換候補に挙がったのも今びっくりした!笑
投稿日:2024.01.20
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