【感想】【表紙イラスト付】ゆがめられた世界 アンバースデー 下

リズ・ブラスウェル, 池本尚美 / ディズニー ツイステッドテール
(1件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • アラエッサ

    アラエッサ

    このレビューはネタバレを含みます

    ナンセンスの乏しいマッドハッターがイケメンのジョニデに思えてくる。アリスがハートのジャックと遭遇した時、マッドハッターを叫んで呼ぶも、アリス自身の手でジャックを列車の隙間から外へ放り投げることに成功。そこで、本当ならアリスを救うヒーローになりたがる男が多い中で、マッドハッターはそんなことは思わないところが仲間として好きだ、という話にはにんまり。
    夢の世界と現実の世界では、それぞれ対になる人物がおり、現実の世界でその人の写真を撮り現像すると、アリスの目には夢の世界の人物の顔が見える。チェシャ猫の対には思わずニンマリ。

    今回は11年ぶりに不思議の国と繋がったわけだが、定期的にマッドハッターらのところへお茶会に行きたい。


    ハートの国の女王がワンダーランドをこの惨状にした理由は、<自身がどこの誰よりも、最もたくさんのおもちゃを手にした状態で、まもなく訪れる"時の終焉"を迎えること。これが勝利を意味する>というゲームに勝つため。
    たまたま写真に映った対の存在、スペードの国の女王の存在を知り、助けてくれないか交渉するアリス。ハートの国の住民が真に立ち向かおうとしていることがわかれば兵を送り助力しようと、協力が得られる。梟の卵のようなものを持たされる。ハートの国に戻り、住民達をその気にさせると、梟の卵から梟が現れ、スペードの国に飛んでいく。しばらくして、兵隊らと共に女王じきじきにやってきて、ハートの国の女王と対面する。
    その間際、白うさぎが走っていくのを見かけるアリス。追いかけていくと、時計塔を登っていき、手動で針を進めて"時の終焉"にしてしまおうとする。しかし、アリスがスペードの国の女王に謁見するために遊んだ(戦った?)前庭でのゲームの賞品として貰った時計。いつぞや、カッツが、時計が力になる。というようなことを言っていたのを思い出し、その時計の針を止めてみるとうさぎの動きが止まり、針を前に戻していくと、うさぎも元の位置に後退していく。時間の操作中にアリスが動こうとすると、元の位置からある程度離れていくと体が重くなり、それ以上進めなくなる。
    ある程度まで時間を戻し、白うさぎとの追いかけっこ。ゴールはわかっているので一直線に走り抜け、白うさぎに勝ち、白うさぎは涙する。
    白うさぎはゲームなどどうでもよかった。
    "時の終焉"さえ迎えられれば、ゲームが終わり、メアリーアンとまた会うことができるからだった。

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    投稿日:2023.07.03

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