【感想】ドラゴンボール超 カラー版 20

ガスとの死闘決着、そして新章へ。

どこまでも最強であるガス。悟空とベジータ、復活したグラノラのコンビネーションでも倒すことはできない。魔人ブウへの元気玉みたいな感じでしたが、死ぬまで最強というガスに…はついに勝てない。もうこれはドラゴンボールの呪いじゃあないでしょうかね。強さを求めすぎて破滅してしまう自滅してしまう、というのはテンプレのひとつですが、ちょっとガスの強さはいかれすぎです。
しかし、まさかまさかのフリーザ登場で、ガスの強さを軽く超えてくる。
精神と時の部屋で修行した結果、ガスを瞬殺できるほどの強さを身につけたフリーザ。曰くブラックフリーザ。ああ、小学生の頃強さに圧倒された絶望したフリーザが戻ってきた。きたのだけど、精神と時の部屋にいたから、ドラゴンボールの感知範囲外で宇宙最強ランキングから外れていたのでは、という解釈どうなのよ。精神と時の部屋のシステムも、大概チートです。知ってたけど再確認。

ガスも一蹴、悟空とベジータも一蹴。フリーザ強すぎ。ただ、フリーザは強くてなんぼです。ゴールデンフリーザの時のアドバイスを真摯に受け止め、真面目に修行したと思うと可愛げある。

新章はトランクスと悟天のヒーロー活動からスタート。グレートサイヤマンみたいなことやってます。シュールなサイヤマンは鳥山明の芯の一つだと思っているので、ニヤニヤしてしまう。ストーリー漫画家よりもコメディ漫画家だと思うんだよね。
Dr.ヘドが出てきたということは、映画のスーパーヒーロー準拠のストーリーかな。
じゃあ、復活のFもエピソード紹介じゃなくて、漫画化してくれてもよかったのに。
ま、未来トランクス編嫌いじゃないのでよしとします。

巻末にある人物相関図と変身解説が嬉しい。何より変身解説。
サイヤ人の変身形態が多くて把握が大変なのよ。続きを読む