【感想】王の家

江上剛 / 光文社
(6件のレビュー)

総合評価:

平均 2.2
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ブクログレビュー

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  • ganjiro

    ganjiro

    読みやすい小説。
    大塚家具をモチーフに作られているような作品ですが、サプライズや深さは感じられなかった。

    投稿日:2023.11.05

  • suzy

    suzy

    このレビューはネタバレを含みます

    高級家具店の世代交代に伴うお家騒動のおはなし

    元ネタは某家具店でしょ…と読み進めるとあまり捻りのない下世話な感じでした。もう少し心理戦頭脳戦みたいなキレのあるものを求めていたので私はこの評価。
    ゴシップ記事の好きな人向けかなぁ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.09.14

  • yashiti1

    yashiti1

    江上さんの小説なので、とても読みやすくて良かったんだけど、、、
    残り100ページくらいで、「ここからTOBやプロキシーファイトをやったら、ページ数足りないのでは??上下巻じゃないよね??」と不安になり、やっぱり、最後は呆気ない終わり方。。

    不倫で情報を集めたり、二女が死んだり、、、折角の大塚家具事案が、すごく安っぽく終わってしまった。

    期待外れ。。。
    続きを読む

    投稿日:2023.09.03

  • あやたか

    あやたか

    読み進めると、すぐにO家具の話がベースになっているのが分かります。内容は、置いといて、オーナー会社がどんなものかが想定出来ます。会社のほとんどが、ここに書いてあるような同族会社ではないかと思います。O家具の話とはちょっと違いますが、実際に起こり得る話を、テンポよく書かれてあり、一気に読むことができました。続きを読む

    投稿日:2023.08.02

  • 湖永

    湖永

    宝田家具は、宝田壮一が一代で築き上げた家具店である。
    だが老境にさしかかり、後継者選びに悩んでいた。
    権力者の座を望む長女、姉を恐れているが遊ぶことに忙しい次女、父親を気にかけ母亡き後は世話をする三女
    三姉妹とも役員ではあるが、それぞれの思いは常にバラバラであり新社長は誰になるのかで骨肉の争いが勃発する。
    さらに投資ファンドの策謀が絡んでくる。

    家族とは、なんだろう。
    権力や金が絡むと醜い争いでしかない。
    お家騒動といえばそうなんだが、なんとなく予想はできた。



    今、家具店が無くなりつつある。
    身近でも気づいたら閉店している。
    最近は、低価格でおしゃれな家具が大手の電器店でもある。
    しかもマンションには、クローゼット完備でキッチンも食器棚付きである。
    敢えて購入する必要もない。

    建て売りの一戸建てでも狭小住宅なら運び込みに不便な為なのか、大型家具など設置できるスペースもなくすべて収納付きの棚がある。
    家具を必要としなくなり、せいぜい食卓テーブルとソファくらいか…。

    所謂、花嫁道具として箪笥や鏡台や食器棚、テーブルセットなどなどを支度して嫁入りしたのは、私の世代が最後くらいではないだろうか。

    そう思うとこれも時代の流れなんだと考えてしまう。


    続きを読む

    投稿日:2023.06.17

  • 光文社 文芸図書編集部

    光文社 文芸図書編集部

    日本一の家具店を一代で築いた〝家具王〟宝田壮一だが、寄る年波には勝てず、後継者選びにも悩んでいた。権力の座を望む長女、その姉を恐れる次女、父親が気がかりな三女、この三姉妹も役員だが、それぞれの強い思いが不協和音となり、家族間に暗い影を落とす。一族を取り囲む社員たちに加えて投資ファンドの策謀が絡み、影は濃く、深くなるばかり。宝田家具には〝破滅〟への道しかないのか!?続きを読む

    投稿日:2023.05.09

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