【感想】タンジェント

グレッグ・ベア, 山岸真, 酒井昭伸, 他 / ハヤカワ文庫SF
(4件のレビュー)

総合評価:

平均 3.3
1
0
1
1
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • pira-chan

    pira-chan

    このレビューはネタバレを含みます

    20世紀SF(80年代)にも掲載された『姉妹たち』と表題作の『タンジェント』が大変気に入りました。『タンジェント』の、音楽を媒介に4次元人が3次元に気付いて・・・という展開には驚かされました。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2020.07.26

  • paraparayomu

    paraparayomu

    玉石混交の短編集
    表紙   7点大森英樹
    展開   6点1973年著作
    文章   5点
    内容 610点
    合計 628点

    投稿日:2016.11.21

  • いなえしむろ

    いなえしむろ

    グレッグ・ベア傑作集だが・・・

     ヒューゴー/ネビュラ受賞。

     つまり、私にとっては駄作。作者自身がイントロで書いているように、これはファンタジーだ。仮説は自由。結末も自由。だだっぴろい土地に自由に建てた家はおもしろくない。

     全400頁。次にバクスターのリングを控え、毎晩酒漬けのタイミングも悪かったかもしれないが、ちょっとした時間の無駄だったな。



     ただし、山岸真氏の日本語訳は一流だ。驚くほど一流だ。「姉妹たち」は遺伝子操作によるこどもたちを語る未来物語。遺伝子操作をされた美しく賢いこどもたちが死んでいくというストーリーだ。

     ここでの訳はすばらしい。操作されたこどもは「被造子(ひぞうっこ)」であだなが伝処鳩。

     自然遺伝子のこどもは「自染体(しぜんたい)」であだなが先祖がえりで「ゾーリムシ」。

     超訳だと思うなぁ。

     同様にタイトル作品の「タンジェント」では酒井昭伸氏がイキな活字を見せる。四次元の世界を呼び、そこに飛び込んでいく少年を描いているのだが、その中で四次元を表現するのに、左右逆さまの「上」「下」「左」「右」の漢字を、それぞれ「えう」「たし」「だりひ」「ぎみ」とふりがなを振って読ませている。
    (どうせなら上下の逆にしてほしかった)

     作品は以下の通り。

    ・炎のプシケ
     惑星を使って地球を攻撃するテロの話
    ・姉妹たち
    ・ウェブスター
     辞書から男を作ったオールドミスの話
    ・飛散
     宇宙をさまよう異業種混合生命体
    ・ペトラ
     意味不明
    ・白い馬に乗った子供
     意味はわかるが意図不明
    ・タンジェント・・・ダブルクラウン作品
    ・スリープサイド・ストーリー
     意味はわかるが意図不明
    続きを読む

    投稿日:2011.09.16

  • rubycon

    rubycon

    http://shinshu.fm/MHz/67.61/archives/0000313912.html

    投稿日:2009.09.12

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。