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西村健 / 小学館新書 (4件のレビュー)
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臥煙
都バス愛に満ち溢れた都内の小さな旅。ICカードでお手軽な一日乗車券を駆使して作家や小説ゆかりの地を巡る。 ブログからWeb記事そして単行本となったからか、筆者の作品とは異なり肩の力を抜いた記述が冴え…渡る。身近な地、身近な交通機関であってもテーマがあるとこんなにも魅力的な旅になることが、実に新鮮。続きを読む
投稿日:2023.09.06
ktymknj
(借.新宿区立図書館) 本屋さんで見て「もののけ」(と路線バス)に反応して読んだが、もののけはお岩さんと将門だけだった。なお、文豪は荷風の『日和下駄』と池波正太郎の「鬼平」関係。まあ古地図とか関連本な…どをもとに都バス利用で東京巡りといった本。歴史とか由緒とかあまり細かいところはうまく避けているので気軽に読める。ただ、掲載の切絵図などはかなり縮小、モノクロ化しているので、場所についての説明を理解するためには別に地図を用意した方がわかりやすいかも。この本の中でも国会図書館デジタルコレクションの切絵図を利用しているので、それをネットで見るのも良いかも。 なお、著者は作家さん。どんな作品を書いているのかちょっと気になった。続きを読む
投稿日:2023.05.12
comma
ICカードが1日乗車券になるなんて、知らなかった! それも、運転手さんに「これ、一日券で」と頼むだけだなんて。世の中便利になっているのね~。 作者のバス愛が、「鬼平」愛が、あふれて くすくす笑いな…がら読みました。 乗り降りステップが少ないバスって助かるのよね~。 作者の次回作?永井荷風「日和下駄」を下敷きに犯行現場を予告する場所探しも兼ねて? のバス旅、これゃ現場に行ってから読むか、 読んでから行くか?楽しみができました。 続きを読む
投稿日:2023.04.27
tagutti
<目次> 第1章 永井荷風『日和下駄』を歩く 第2章 鬼平の「墓」と「家」を探せ 第3章 『四谷怪談』のお岩さんは実在した! 第4章 飛び回る生首が描いた北斗七星をぶらり <内容> ブログに…そぞろ書いていたことを、講談社Webマガジンの編集者が目に留め、そこで連載が開始されると、小学館の編集者が注目し、単行本化という流れ。ただこのレベルの知識はこのへんのマニアは持っている気がする(自分も大半は知っていた)。あとは書き方なんだろうな?もともと小説や旅系の文章を書いていた人。それはうまいよね…続きを読む
投稿日:2023.04.16
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