【感想】日本植物学の父 牧野富太郎 「好き」を追い続けたぼくの話

百瀬しのぶ, 清水洋美, よん / 角川つばさ文庫
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • 都子

    都子

    朝ドラの主人公だったようです。植物に生涯を捧げた人物。功績は素晴らしいのでしょうが奥様は大変苦労なされたご様子でした。

    投稿日:2023.08.03

  • honmusubi

    honmusubi

    牧野富太郎の生涯を本人の視点から書かれた子供向けの本。

    主人公のぼくは植物のことが大好きで、もっと知りたいを突き詰めていく。幼い頃に両親を亡くし、育ての親の祖母の後押しを受け、やりたいことに邁進する。実家の酒屋の財産を食い潰し、借金漬けになっても植物の研究に費やし、ついには標本が国の管理になることになった。

    富太郎のやりたいことに反対せず、快くお金を出してくれた祖母、献身的な妻、応援してくれる人達が周りにいたからこその功績であり、好きを追求して大成した人という描き方をしていたが、ただ、好き勝手して生きているだけに思えた。
    周りは振り回されて、苦労が絶えなかっただろうと思わざるを得ないストーリーだった。
    この本の原作を読んだら、また違う感想を持つだろうと思う。
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    投稿日:2023.07.21

  • hollyleaf

    hollyleaf

    かなり前のワイフとの会話
    私「こんどの朝ドラの主人公って、植物学の父って言われてる牧野富太郎なんだけど、知らんな~」
    ワイフ「小学校の教科書に載ってたでしょ❗」
    私「えぇ~っ、憶えてないけど・・・」

    NKKの朝ドラ『らんまん』、興味深く観てます。私は植物にはとんと関心がありませんが、知らない世界と知らない人物に興味津々。ということで、ササッと読める本書(子供向け)を副読本にしました。

    天才にはありがちなんでしょうが、奔放というか非常識というか、友達にはしたくない人物。天皇陛下に招かれるまでになったのは、牧野富太郎の類まれなる才能と努力があったからこそですが、それと同じ位に家族や友人など多くの人に支えられたからこそだと思いました。

    驚いたのが13人子供が産まれて(ドラマでは浜辺美波が演じている「すえ」との間に)、7人が死んだということ。本書には死因は書かれていませんが、「これって、どうなのよ?」と思わざるを得ません。

    友人によれば、牧野富太郎には高知の佐川に最初の妻がいて、「すえ」とは重婚状態に(一時)あった、とのこと。最初の妻については、自叙伝にも牧野富太郎の評伝にも書かれていないそう(勿論、本書にも書かれていません)。朝井まかての『ボタニカ』には最初の妻について書かれているそうなので、読んでみようと思う。

    ドラマの今後の展開が楽しみです(「すえ」と結ばれてからの貧困生活等々)。
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    投稿日:2023.06.03

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