【感想】ママはキミと一緒にオトナになる

佐藤友美 / 小学館
(13件のレビュー)

総合評価:

平均 4.6
8
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ブクログレビュー

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  • とまっと

    とまっと

    この方のほかの本を読んだことがないけど、読んでいて心が温かくなった。


    ハッキリと物申す息子に自分だったら、頭ごなしに先輩面してアドバイスを言ってしまいそうだけど、本人の真意を聞くのって大事だよねとハッとさせられた。
    自分の子ではあるけど、自分とは別の人間で、一対一で向き合うべきなんだよね
    続きを読む

    投稿日:2024.05.18

  • ぴろぴろ

    ぴろぴろ

    読んだ後に心が温かくなる話。
    子供の気持ちをちゃんと汲み取ってあげている作者が素敵だと思った。
    文体も優しく書かれていて、読みやすくて好き。
    「大変も幸せも、両方あっておおむね幸せ」

    投稿日:2024.04.26

  • みやけ

    みやけ

    シングルマザーのママと小学3年生の息子との3年間の日常のお話。話すほどでもない幸せは、ちゃんとある。

    息子さんとの日常の会話や子育てをとおして感じたことや考えたことが綴られており、日常のお話ながらとてもおもしろかったです。息子さんとの会話がおもしろく温かい気持ちになりました。お話の中に出てきたMちゃんを私も見習おうと思います。続きを読む

    投稿日:2024.03.04

  • さっちゃん

    さっちゃん

    子育てでどうするべにか困った時に読み直したいと思った。子供と喧嘩して、子供が家出しそうになった時に「ママが悪かった、ごめんね」って言えるかな?私は必ず子供が謝るものという教育を受けてきて、親が絶対だった。意見を言うことは許されなかった。でもそういう風に育てたくない。子供にだって意見を言う権利はあるよねって改めて思った。続きを読む

    投稿日:2024.02.11

  • kai

    kai

    ・・・以下メモ・・・★は自分が思ったこと

    ■言葉を真似するということは、思考をトレースすることと同義だな、と思う。
    私がよく使う言葉を、彼が使っているのを聞くと、そう感じる
    →★気をつけよう


    私は、私ができることをしよう
    そしていつか順番が来たら、私も、その温かい手の方になろう


    ■気をつけて
    「気」を身につけて持って行ってという意味
    家で待つ人が、出かける人に「気」をつける。その気に守られ、出かけた人は無事に戻ってくることができる
    →★よい言葉、そうなんだ


    学校と親はあっちとこっちで対立する関係ではない。
    全員が全員、子供たちを守りたい。同じ目的を持った仲間なのだ。
    →★仕事も一緒、派閥はいらない

    ■あらゆる判断を自分のためにする
    →こどものためではない

    ■この子が元気に育ってくれさえすれば、他に何もいらない
    →★長男がやけどしたときおもったな、、

    ■まずは自分の道を。私はこうしてできるようになるまで30年かかったよ


    私は私の道で、力を蓄えられただろうか
    その力を、誰かのために使えているだろうか
    たとえば、ときどきでもいいから、自分の言葉は誰かの役に立っているだろうか。
    一瞬でもいいから嫌なことを忘れたり、楽しい気持ちになれる、そんな時間を作れているだろうか。

    ■親の教育方針
    女は気が強く逞しい子に
    男は優しく可愛げのある子に

    ■自分を守る言葉
    彼が彼自身の頭で考えて、自分の身を守ったり
    人を思いやったり、反省したり、スルーしたりできる方法を身につけてくれたらいいなと思う

    ■残ってしまう過去
    記録していなければ、完全に忘却したであろう些細やりとりも、SNSの機能が強制的に思い出させてくれる
    そしてそのたびに、忘れずに済むことの便利さと危うさについて考えてしまう

    過去の出来事を忘れることができる
    ことと
    過去の記憶を塗り替えてしまう
    ことは
    人間が持って生まれた優れた能力だと私は思う
    →★なるほど

    私たちや私たちの子供は「過去を無かったことにできない時代」に生きているのだなということ

    ■待てる親になりなさい
    「親にとって一番大事なことは、待つことなんだよ」
    続きを読む

    投稿日:2023.12.03

  • くろたま

    くろたま

    1人でいることは最高に楽しい。

    ふらっと旅にも、飲みにも出られるし、自分だけの時間を使える。

    1人だと、スケジュールや誰かに意見を伺うわずらしさもない。

    それって楽。でも、そうもいかないんだよね

    たとえば…。私の場合は、夫であるパートナーとの生活があって、なんだかんだ毎晩、彼のための食事のことを考えてる。メインは魚焼いて、副菜に昨日の煮付けと、あとはサラダとか。突然、頭の中で献立考える事のも日常。まあ、でもね。その時間は楽しくもある。

    彼がいなければ、気づけなかったことも多い。

    どーして、ココの汚れに気づかないの? どーして、この酢の物にお醤油たさなかったの?とか。

    そんなこと、数知れず。それ、めっちゃ嫌やけど、楽しいことでもあるねん。

    誰かと生きる。そのわずらわしさと、幸福。それってあるよね。

    もしかしたら全然違うのかもしれないけれど、さとゆみさんのこの本は、誰かと生きる楽しさを教えてくれているのかもしれないと思う。

    どんどん成長する息子さん。彼が投げかける言葉は、清らかで、怖くて、尊い。さとゆみママは、その一つひとつに真摯に向き合い、ちゃんと傷ついて前を向く。

    ああ、尊いなあ。

    よみすすめるたびにつぶやいた言葉。

    わたしには子どもはいないのだけど、誰かと生きるということについて教えてもらえる気がした。だからみんな読んでほしいと思った。

    続きを読む

    投稿日:2023.11.06

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