【感想】うらやましいボケかた(新潮新書)

五木寛之 / 新潮新書
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • murahiro9311

    murahiro9311

    ボケる思考、ガタつく体を日々実感しながらも、ひとり軽やかに「老年の荒野」をゆく―人の生き方と考え方、日本も世界も目まぐるしく変わる時代に、ユーモアをまじえて綴った卒寿の本音【目次】うらやましいボケかた
    九十歳の壁を回りこむ 間違いだらけの人生だ
    寒さ暑さも還暦まで 下を向いて歩こう
    ゆっくりしたボケかた 加齢は各所バラバラに進む
    人間の体は奥深くて面白い
    こども庁より「ひざ・こし庁」 運転できるけどしない
    人はどんな事態にも慣れる 「はいはい、お先にどうぞ」
    無理をしないでボチボチと 言葉の渦に流されながら
    ながら養生法のすすめ マスクの捨てがたい効用
    男性たちに覚悟はあるか 明日どうなるかはわからない
    きたるべき超インフレ時代 単身社会の幸福とは
    一瞬の出会い、忘れえぬ記憶 変る時代と変らぬ意識
    思いがけない不意の涙 百年人生の荒野をゆく
    「死」は思索から現実へ 記憶の海に漕ぎだせば
    ようやく「禿」の仲間入り あす死ぬとわかっていても
    体は枯れても、心は枯れない
    もはや、こわいものなしですな
    出口はどこかにあるものだ
    卆寿にして知ること 風雨強かるべしと覚悟する
    明鏡止水いまだ遠し 極楽浄土という世界
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    投稿日:2023.09.16

  • hito-koto

    hito-koto

    このレビューはネタバレを含みます

     豊昇龍、優勝と大関昇進、おめでとう!「君が代」の前に「モンゴル国歌」を演奏して欲しかった!国技だから君が代はわかる。でも、外国の力士を認め、その力士達が頑張り優勝したのだから、優勝力士の国歌を演奏しその栄誉を称えるべき!相撲協会に猛省を促します! 昨年卒寿を迎えた五木寛之さん「うらやましいボケかた」、2023.3発行。医療の専門家は「できるだけ歩け」と言う。その一方で「無理をしてはいけない」とも言う。氾濫情報の中で数千万人は立ちすくんでいる。こども家庭庁もいいが、ひざ・こし庁でも新設したらどうかw 数千万票が政府与党の支持に回ることはまちがいない。

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    投稿日:2023.07.24

  • gmind

    gmind

    タイトルは気難しいおじいちゃんが少しボケてきて、ニコニコして話しやすくなった。「今のおじいちゃんが一番好き」という話から。ボケのは防げない。でもいいボケ方があるんじゃないかということです。

    五木寛之のエッセイは比較的常識的なことを書いていて、つまらなくはないのだけど、ぬるま湯のイメージです。ですが90歳ともなると先行く人の体験談が切実で参考になったりしますね。

    「荒げる」を「アラゲル」と読んでいたが、「アララゲル」がホントって、最近知って、言葉で仕事をしているのに、こんな年になってるのに、大丈夫かというような話。
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    投稿日:2023.07.01

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