【感想】たとえ祈りが届かなくても君に伝えたいことがあるんだ

汐見夏衛 / 角川書店単行本
(12件のレビュー)

総合評価:

平均 4.1
3
5
2
0
0

ブクログレビュー

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  • saya

    saya

    このレビューはネタバレを含みます

    ループもので解決しないと繰り返し、
    印象的な仲良くなりそうもない人とバディになり
    解決を目指すパターン。

    設定自体はありがちだが、助けるのを諦める
    というのが新鮮だった。
    そこまでして死にたいのを無理に止めるのが正しいのか
    という考えに至れるのが良いと思う。

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    投稿日:2024.04.04

  • sakurauka

    sakurauka

    このレビューはネタバレを含みます

    なずなさん、友達のために頑張れる。すごくすごいと思う(笑)薊くん、じつは優しい。すごいと思うけど、もうちょっとがんばってもよくない?ていうか、二人とも。
    鈴白くんの妹ちゃんに教えてもらった、「泣いているところ」に突撃できたら、なんとかなる…気がしなくもない?なずなちゃんの作文に感動しました。まじでそのとおーり!だと思う。先生、作文コンクールでなずなちゃん選んでくれてありがとう。

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    投稿日:2024.03.01

  • seious

    seious

    これも設定ありきな感じがしたけど前読んだものよりはしっかりと描かれていたように思う。特徴的な比喩やどんでん返しなど驚くような何かがあるかと言われると特にないので読書体験としてこの作者の作品は単調になりやすいのかもしれない。続きを読む

    投稿日:2024.01.30

  • 真波

    真波

    このレビューはネタバレを含みます

    過去に戻っても、何度やり直しても変えられないことはある。最後は過去を変えられないまま終わるところも良かった。
    その人が望まない限りその人の心の内側、核心に触れるのは不可能なのかもしれないと感じました。
    自分の心がすり減っていることを自覚することは大事だと思う。どんなに恵まれた人でも、ある日ふと死にたいと思うことは誰にでもあると思う。そこにたまたま自殺できる手段、環境があったかどうかで変わっちゃうのかなと。
    鈴白くんがなんで自殺したのか知りたかったけど、あえて明かさないところも良かった。主人公と同じ目線で、なんでなのかわからないまま助けられなかった絶望を一緒に味わいました。

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    投稿日:2023.12.14

  • あおい

    あおい

    どうしても変えられない過去もある
    恵まれているように見えても、悩みは人それぞれで勝手に決めつけてはいけないと気付かせられた

    投稿日:2023.11.26

  • えんじぇる

    えんじぇる

    感涙。
    鈴白くんの自死を阻止すること3回。
    4回目、薊くんと共に阻止することを決意するなずな。
    「何で死んだんだ」

    多くの中高生に読んでほしいなあ。現実の女子高生の気持ちをよく理解されていて、流石です。汐見夏衛さん。

    #中高生
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    投稿日:2023.10.29

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