【感想】第三の大国 インドの思考 激突する「一帯一路」と「インド太平洋」

笠井亮平 / 文春新書
(14件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • まる

    まる

    「インドの思考」と題しているが、中国(含む一帯一路)に関する内容も多く、もっとインドのことについて理解することが出来ると思っていた。一方で、中国との関係性や日米との関わり方などの独自ポジションを築いていることを理解できた。続きを読む

    投稿日:2024.02.27

  • masami141

    masami141

    20240210-0217 本書は序章で2022年2月25日にのロシアによるウクライナ侵攻に対して国連安保理がロシア非難決議をインドが棄権したという事実について、なぜインドが棄権したのか、ということを解き明かし終章でもロシアを巡る駆け引きについて見解を述べている。「インドの~」と言いながら半分くらいは中国の一帯一路構想についての解説とそれに対する日米欧の反応、そしてインド、という感じ。とはいえインドについての基本的現状は一通りはわかると思う。文章が読みやすいのでサクサク読めた。本書を足掛かりにインドについての解説本を読むとよいかと思う。続きを読む

    投稿日:2024.02.22

  • arno

    arno

    インドと中国の外交を主軸に書かれた本。
    1000円するが内容は盛り沢山。
    ただ、「だから何?」「それによってどのような未来をあなたは予想してるの?」と言いたくなるような事柄の列挙が気になる。
    あと、コラム1,2,4,6は参考になった。続きを読む

    投稿日:2023.10.16

  • ホースケ

    ホースケ

     今現在インドとビジネスをやっているが、一緒に良いものを作り上げようという熱意が感じられず、ひたすら良い条件を引き出そうと取引してくるインドとは、正直付き合わないほうがよいと思う。
     実務で毎日ため息ばかりついているインドとのプロジェクトに関わっている身からすると、インドと仲良くするメリットを感じられない。

     それもそのはず。
     インドは外交上も明確に仲間を作らず、その時々に応じて最も自国にとって利益が大きいほうを選んできた。

     本書の結論では、中国の台頭を抑えるためにはインドが重要な国になると予想している。
     それはそうなんだろうけど、インドと仲良しになるのは別の国に任せられないかね。
     ぶっちゃけ、インド人より中国人のほうが話が分かると思う。
    続きを読む

    投稿日:2023.09.10

  • シャノアール

    シャノアール

    インドよりも中国の記述の方が多いのでは?

    ウクライナ侵攻に対するロシアに対し、非難しない態度で世界に衝撃を与えたインドへのなぜ?どうして?への答は無かった。

    投稿日:2023.08.07

  • hirona82

    hirona82

    丸善にて目に止まり、購入。

    日本やアメリカだけでなく、中国ロシアといった国との関係も採り上げており、インドという国を外交面から知ることのできる一冊と感じた。
    人口で中国を上回り、エネルギーに溢れる国であるインドは、他の大国も見逃すことのできない大きな存在と思うので、今後も書籍やニュースなどで情報を得ていきたいと思う。続きを読む

    投稿日:2023.07.01

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