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椹野道流, くにみつ / 角川文庫 (19件のレビュー)
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aoi-sora
シリーズ第19弾 今回は主人公・海里の兄、一憲が抱える大きな心の傷に、家族が向き合う大切なストーリー ただ、李英も倉持悠子も登場しなくて少し寂しいし、“最後の晩ごはん”の幽霊場面も控え目 控え目なん…だけど、それがまた涙涙… 今回もまた感激屋さんのロイドが号泣だ 一憲と奈津の夫婦は、特別養子縁組の制度を利用し、子供を迎え入れることを考えている。 二人で充分に考え、準備をしてきたが、今になって一憲は「不安」と「恐怖」に押し潰されそうになっている。 不安は当然として、その恐怖の原因とは──? 一憲が高校生の時、父親が突然亡くなった。 母親も心身共に不安定な状態で、弟はまだ幼い。 一憲が家族を支えるしかなかった。 バイトをしながら年の離れた弟の「子育て」もしてきたのだ。 どれ程苦労してきたのか… 想像するだけで胸が苦しい。 このシリーズの登場人物は皆それぞれの苦しみを抱えているが、それを周りの人に打ち明ける事で乗り越えている。 人間はひとりで生きているのではない。 自分に関わる大切な人が苦しんでいたら、寄り添える人になりたいと強く思った。 でも心の内をさらけ出すのって、勇気が必要だよね。 続きを読む
投稿日:2024.04.16
greenflash
このレビューはネタバレを含みます
終盤で海里が一憲に夢の記憶を話す場面。 「チビだったから。『海里はまだ小さいから、こんな大きなプリンは無理だよ』だろ」 「!」 思わずページを閉じてしまった。声を上げて泣いてしまいそうで。 今回の仕掛けは人が悪すぎる。。心震えてしまった。
投稿日:2024.02.21
PEANUTS
元から家族なんだけど どんどん家族として深まっていくあたりが胸熱。 親友・仁木の言葉にも刺さりまくりました。
投稿日:2024.02.11
あすか
随分和解したとはいえ、まだまだぎこちなかった海里と一憲との関係。そこにもう一歩踏み込む巻になっている。
投稿日:2024.01.06
hazel8483
兄貴…生真面目にすぎるぜ。 いい友人と伴侶にめぐり会えといて 本当に良かったね。 弟の海里も大人になって ようやく腹を割って話せるところまで 関係が修復された感がある。 今回は、そんな家族が中心の回。… はじめの方で夏神さんが 師匠の形見の食器類の中から プリンアラモードとかに使ったりする ガラス器を発見するのですが それがこの話の思い出メニューにつながって 見事に出番を与えられたのが嬉しかった。続きを読む
投稿日:2023.12.07
fuku ※たまにレビューします
シリーズ第19作。 長いシリーズとなったので、初期の設定を忘れていた。海里が芸能界を追放された件は覚えていたが、海里と兄・一憲との当時不仲だった理由は海里の芸能界入りと追放だと思っていた。 今はおおら…かな母も過去には辛い時期があり、そこに父の早すぎる死があったことも新鮮な気持ちで読んだ。 これまで海里目線で見ていた五十嵐家だが、一憲目線で見れば全く違ってくる。 一憲ですらまだ親に支えて守ってもらいたい時期に大きすぎる責任を背負ってきたことに苦しくなる。 内容紹介にある『海里が幼い頃に起きた衝撃の出来事』も、一憲の当時の状況を思えば仕方ないし理解できる。 だがそこは一憲自身が乗り切るしかないし、それを海里がどう手助けするのかを見守った。 タイトルである「最後の晩ごはん」らしい展開はどこに出てくるのか、今回も無しか…と思ったが、最後にチラッとだけ近い内容となった。 以前に出ていた一憲・奈津夫婦が養子を迎える話が現実的になってくる前に、海里の母が動いていたのが五十嵐家らしいというか、海里の母らしいと思った。 そして毎度海里を支えてくれる夏神とロイドも良かった。 心配なのは後輩の李英。何とか元気になって欲しい。 次回がさらに楽しみになった。続きを読む
投稿日:2023.11.09
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