【感想】誤解された『身代わりの魔女』は、国王から最初の恋と最後の恋を捧げられる 1巻

十夜, 喜久田ゆい / SQEXノベル
(2件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • もっち。

    もっち。

    このレビューはネタバレを含みます

    パズルピースのような…

    ネット小説読み慣れている人用という印象。

    十夜先生の他の作品を知っているからこそ、読みづらかったです。

    世界観を理解する間もなく、登場人物の背景を理解する間もなく、いろんな時間軸をぽんぽんとおいていくため、感情移入がしづらかった。

    他はこうじゃないのにどうしてだろうと思ったら、登場人物に分からない人がいない。

    大聖女では、主人公が周囲にできることを説明することで、周囲の一般常識と隔絶した能力の高さを認識する。
    溺愛モードでは、主人公が乙女ゲームの知識しかないから、世界観の説明を周囲が主人公に教えることで、主人公の特殊さが浮き彫りになっていく。
    誤解のうえでのすれ違いを書いたために、ヒロインもヒーローもお互いに事情を説明しない。それぞれの認識を当然として語りだすから、読者がおいてきぼりになっていく。

    魔女という存在の国ごとの認識の違い、王族が単色の髪色では蔑視され、髪色が多いほど崇拝される価値観。
    そのあたりの設定が、ばらばらに、そして何度もでてくる。
    魔女の力を行使するときの呪文が特殊書体になってはいたけど、その呪文が他の人間には聞き取れないことは2回目で説明されたり。
    冒頭でこの時間軸ですと簡単に書かれたあとに、そのなかでも別時間軸の回想が入ることがあって、今どこにいるんだろうと感じてしまうときがあったり。

    十夜先生ならもっと読みやすくできたと感じるからこそ、もったいないく感じました。
    もっとちゃんと登場人物に共感してあげたかった。

    読み終わったものの、散らばったパズルピースをピースが欠けたまま渡されたような気分です…

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    投稿日:2023.07.19

  • lovenovels

    lovenovels

    不思議な力を持つルピア。あまり人には言ってはいけないこと。それは理解していても、中々周りに信じてもらえないものだというのは実感できていなかったのかも。と思えてしまった。だからこそ、フェリクスとすれ違ってしまったのかな。と。それでも、自分のことを信じてもらえなくても、フェリクスのことを大切に思い、助けたいと頑張るルピア。その気持ちを想像すると悲しくなるし、本当のことを理解したときにフェリクスがどう思うかを考えるのも怖くなった。かなり気になるところで終わってしまったので、続きが待ち遠しい。続きを読む

    投稿日:2023.03.12

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