【感想】はい、総務部クリニック課です。　私は私でいいですか？

シリーズ2作目。
松久さんの良さを生かしたまた新たな仕事が出てきましたね。問診…話したくなる人は重宝されますね。

今回も面白かった。
まず、この本は生きる上でためになる。一つ失敗をしたら次々失敗してしまう負の罠とか、ワーキングメモリとか、完璧になりたいとか、心当たりがあることばかりだ。
それに心が楽になる解決策を…示してくれるのがこの本だ。個性豊かなキャラクターと一緒に。
読んだことがない人には、一度読んでみてほしい。続きを読む

”その不安、飼い慣らしませんか？”
これまでそうやって生きてきた自分には、そんなに公然とこんなことを書いてくれる本があることにびっくり。
”取り除けなくても、楽になる方法”。そう、これでいい。

汚部…屋？そんなイメージではなかったけれど、細かく見るとそういうこともあるのか。
奏巳はクリニックの受付から「問診係」へ。自分の買われた能力に素直に喜べばいいのに、その点が残念。
亜月ちゃんはあのシリーズの亜月ちゃん？続きを読む

普通の考え方ではあるが、心が疲れ切ってしまった時はその普通が出来なくなる。一度『負の罠』に陥るとなかなか抜け出せない。そういう時は、この本で何度もポジティブになる訓練をするといいかもしれない。

ただ…、現在心の状態が良好の自分には、少し退屈に感じてしまった。続きを読む

シリーズ2作目。ちょっと読みにくいかな？とも思うが好きな作品。どうしてその症状が起きるのか？等について、登場人物たちと一緒に学べる。認知行動療法が良く出てきた印象。