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柏井壽 / 小学館文庫 (15件のレビュー)
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総合評価:
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sukonbu
鴨川食堂第10弾。 紅白餅、ボルシチ、カレーうどんの3編のほか、番外編「鴨川食堂おでかけ」収録。 再開発に伴い、鴨川食堂も移転することに。 業務形態も変わっていきそうで、いろんな転機の回。 影の薄か…った浩がようやくフューチャーされてたけど、ほんと優柔不断な男が多いなぁこのシリーズ。現実ならそんな長い間待ってないけどね、特に女は。 番外編は実在のお店を流、こいし目線で紹介したコラムって感じでした。続きを読む
投稿日:2023.10.21
tamazusa_do
このレビューはネタバレを含みます
シリーズ第10弾にして、突然の立ち退き話。 どうしてこの展開に? スマホの地図で見てみると、鴨川食堂はこの辺りかなーという界隈には、確かに宿泊施設がたくさんできている。 仏具店などが並ぶ通りの、しもた屋風の建物・・・という描写がそぐわない景色の街並みになってきたのかもしれない。 というか、持ち家だと思っていたら、店舗付き住宅の賃貸だったんですね。 シリーズが終わってしまうのかと一瞬思ったけれど、そうでもなさそう。 郊外の方に移ることになったので、生活の描写なんかも変わりそうですね。 移転のバタバタで、飛び込みのお客さんの依頼は無し。 身内の食探しが3件。 第一話「紅白餅」は、流の依頼で、こいしが母・掬子(きくこ)の秘密を探る。 自分だったら、そのままにしておく。家族から誤解を受けるようなことはしないと、こいしはハッキリ言う。 さて、こいしはこういう考え方なのだ。 私は第三話へのつながりが気になる。 第二話「ボルシチ」は、常連さん、来栖妙(くるす たえ)の依頼。いい話でした。 これからはご近所さん。 第三話「カレーうどん」は、なんと一巻からちらほら名前は出ていた、福村浩(ふくむら ひろし)の依頼。 こいしと付き合っているらしいということは分かっていたが、途中から影が薄くなった。 ・・・と思ったら、故郷に帰れないそんな理由が・・・ この話を、私はどう読んだらいいのか分からなくて困った。 けじめをつけない罪な男ではありませんか。 こいしは、どう思っているのだろう? 流さんは浩を責めることはしない。 流さんがいいと思っているなら良いのかな? 時効・・・ですか? 確かに、もう待たなくてもいいかと思い始めたらしき人に、こっちで食堂やることになりました、みたいなことを報告するのもな・・・新たな紛争の種だ。 食の探偵が3件だけの代わりに、お父ちゃん、こいしそれぞれの、おひとりさま食べ歩きの話が載っている。 実在のお店の紹介だけれど、二人のいつもの口調で語られるとガイド本っぽさはなく、紛れもなく小説である。 特に、流さんと掬子さんの、生涯でただ一度の贅沢、『豪華客船のハンバーガー』は、しんみりしました。
投稿日:2023.09.19
nyarokichi
今回は慣れ親しんだ場所からのお引越し。 ここの場所も実際に見に行ってきましたけど、小説の雰囲気を思い出しながら歩いてきました。 思わず扉開けることはなかったですけどね(笑) 今度の上賀茂もよく知っ…てる場所で、新しいお店の場所も探しに行こうと思いました! ところで、こいしちゃんと浩さんの関係が今後どうなるのかが少し怪しくなる展開となっています。 今回は実際のお店の情報がたくさん載っているのがこれまでと違います。続きを読む
投稿日:2023.09.03
あお
シリーズ第10弾にして新展開。 タイトル通りの引っ越し編。 新たな店で新たな体制でのスタートは次巻へお預け。 浩~っ!
投稿日:2023.08.31
shima
このシリーズは初期読んでて、 間が空いて中間飛ばして新しいの読んだ。 番外編がどれも美味しそう、食べに行きたくなる。 京都以外にも美味しいお店書かれてて、 旅行行きたくなる。 グルメ以外はなんかい…まいちに感じたので、評価低めです。続きを読む
投稿日:2023.08.14
hisae
鴨川食堂、ついに引っ越し、立ち退きになり、ビルが立つらしいこれを機会に娘に世代交代を考える流しで有る、浩と娘のこいしとの関係とこれから新しい場所で営業する2人にとってどんな人生になるのか楽しみ。
投稿日:2023.07.28
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