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小川洋子 / 文春e-book (42件のレビュー)
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itchi
小川洋子さんの優しい痛みを伴うお話が好きで、よく読むんだけど。こちらは、お友達にお勧めしてもらったエッセイ。人間の体の部位をこんなにも美しく語れるなんて、さすが小川洋子さん。その中でも、「声」について…のエッセイが良かった。ここだけ、体の部位じゃないんだもんな。考えてみると、「声」って不思議。臓器で空気を振動させて音を作り出す。その空気の震えがあなたの鼓膜を揺らす…。なんか、すごくない?(語彙力!)私の妹が沖縄三線の新人賞コンテスト?に出た時のこと。古典だから、歌詞なんて全くわからない。にもかかわらず、まったくの門外漢の私にも良い歌はわかる。声って楽器なんだな、と思った。ヨガのYouTubeも見るんだけど、繰り返し見るのは、やっぱり声が好きな人(トーンだけでなく、ブレスのタイミング大事)。今日も歌おう。続きを読む
投稿日:2024.03.24
塞翁が馬
体に関する(特にスポーツに基づいて)気付きを書いている☺️言葉が巧みで、想いを細かい描写で表現できることはスゴい。 将棋の話が心に残る
投稿日:2024.03.22
fumi0235
小川洋子さんの書く、何気ない物事の細部に目を凝らすようなエッセイがとても好き。今回は色々な分野のプロの方々や動物たちのからだの動きや思考についての考察で、やっぱり好きだった。高橋大輔選手のプログラムを…見返したくなった。続きを読む
投稿日:2024.02.20
spica2015
小川さんの描写はさすがに細かく、鋭い観察眼というのがよくわかる。そうなのだが、それぞれに写真が添えられていて、その写真がみんな素晴らしい。
投稿日:2024.02.18
ごはん
目をキラキラさせてテレビのスポーツ中継を、赤ちゃんを、舞台を食い入るように見つめる女性の姿が浮かぶようだった、でも小川洋子の作品はどれもそう 残酷さも醜さもひっくるめて愛おしく見つめる視点から描かれる…世界だから好きなんだと思う 瞬間の美しさを捉えて逃さない忘れないことは素敵だ続きを読む
投稿日:2024.02.12
チャバンムシのちゃいちゃい
こういう観点からのものを読ませてもらえるから、小川洋子を読んでいるんだなあと思った。 バレリーナの爪先について、折に触れ考えてしまうだろう。赤ちゃんの握りこぶしが一番染み入りました。
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