【感想】神無島のウラ

あさのあつこ / 小学館
(15件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
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ブクログレビュー

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  • Obachan0358

    Obachan0358

    悲しいニュースが無くならないけど、子供たちは必死で生きている。大人は、大人であることに対し、気持ちがいっぱいになって、どうすることもできず、責任を放棄してしまう。そのほうが楽だから。
    でも、後悔に苛まれ、前へ進めない。
    最後に前へ進むことを決めた、大人と子供に幸あることを祈ります
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    投稿日:2024.04.07

  • あっきー

    あっきー

    ウラはどこにでもいない
    だから子が親を捨てる道もあっていい
    子供の虐待があまりに日常になってしまっている今、大人が真剣に取り組まないといけない問題

    投稿日:2023.11.28

  • yumiemon

    yumiemon

    重い!重いけど鹿児島弁がいい。
    濃厚濃縮で重いけどあさのあつこ的な容赦ない現実を見ろな。久々に厳しめでした。子供が辛いのは本当にやきもきする

    投稿日:2023.11.08

  • mayugeco

    mayugeco

    故郷の神無島に教員として帰ってきた深津。島の学校に通うのは地元の子どもと、不登校や親の虐待など家庭の事情で「島留学」をしている子どもたち。
    全校生徒十人ほどの学校で過ごす日々。厳しくも豊かな自然への畏怖。子どもを守ると言い伝えられる島の神・ウラの存在。そしてこの島での深津の過去。子どもたちの交流と若手教師の再生を描く。
    子どもは守られるべき。虐待とか暴力とか。こわい。近くの大人が頑張らないといけない。どうかどうか。
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    投稿日:2023.10.27

  • まき

    まき

    このレビューはネタバレを含みます

    関東で小学校の教員をしていた槙屋深津は、故郷である鹿児島県の神無島に帰ってきた。
    週に二便しかないフェリーで鹿児島港から約十二時間、外食する店もない、外周十五キロほどの島だ。
    十二歳で離れた島に二十年ぶりに戻ったのは、三年に満たない結婚生活にピリオドを打ち、島の小・中学校の臨時教諭になるためだ。
    島に降り立った深津のあいさつに、伯父の返事はなかった。
    深津とともに島を出た母が、伯父の家にいることだけを告げた。
    学校の教師や子どもたち、元同級生たちは深津の帰郷を歓迎するが、小学四年生の宇良という男の子だけ現れなかった。
    人の善悪を見抜き、どちらかわからないうちは、姿を見せないという。
    深津は悪寒を覚えた。
    人は生きて変化している。
    二十年前、島で起こった事件などいつまでも引きずっているわけもない──。
    島の学校に通うのは、地元の子どもだけでなく、不登校や親の虐待など家庭の事情で「島留学」をする子どもたち。
    全校生徒十人ほどの学校で過ごす日々、厳しくも豊かな自然への畏怖、子どもを守ると言い伝えられる島の神・ウラの存在。
    島での生活の中で、深津が過去と対峙し、再生していく。
    (アマゾンより引用)

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.10.21

  • ねこ

    ねこ

    最近は山村留学や島留学が増えていると聞くけど、何かトラブルを抱えている子達のシェルターのような役割もあるのだろうか。
    作中では虐待を受けていた子どもも受け入れていて、先生が通常の授業+心のケアも担っているのだけど、現実的にはかなり大変だろうなと思った。
    島ののんびりとした暮らしをイメージして読み始めたけど、虐待の陰がずっとちらつく重たいテーマの物語。
    神様のウラがもっと登場して、子ども達を助けてくれたらいいのにと思った。
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    投稿日:2023.09.24

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