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南野苑生 / 三五館シンシャ (38件のレビュー)
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chuck
大変面白かった! マンション管理に勤しむ老夫婦の話。 よくある悠々自適な老後生活なんてものではなく、大変リアルな実態が描かれる。 物件は夫婦が所有しているわけではない。2人は管理会社に所属し、マンショ…ンに派遣されている。 住み込み管理人としての苦労がよく分かった。一部のクレーマー気質の住人は、本当に厄介…。 そもそも人間相手の仕事自体が厄介なのに、さらにその住環境に責任を持つなんて…。あまりにも大変な仕事。万人には務まらない。 さらに本書では、マンション理事会や管理会社との折衝についても語られる。管理人の仕事相手は住人だけではない、ということがよく分かった。続きを読む
投稿日:2024.03.24
kana
ドキュメント日記シリーズのマンション管理員篇。 住み込みというのがキツそうだなぁ…と思いました。 住み込みな分、家賃とガス以外の光熱費がかからないのは魅力ではあるものの、仕事場に住むというのはやっぱり…抵抗があります。 特にマンション管理員は究極のBtoCだと思うので、この場合は通勤したほうが精神衛生上いい気がしました。 理事会や管理会社のことは薄々知っていましたが、管理会社にフロントマンという管理員と理事会の橋渡し的存在がいることは知りませんでした。 このフロントマンや住民次第で、著者の言う通り、管理員生活は大きく変わってくるのがよくわかりました。 著者はしばしば未来のマンション管理員へアドバイスをしているときがあり(このシリーズでは珍しいような…?)、11年勤めているマンションでは、住民と管理会社から頼られる存在となっていることが伝わってくるので、この仕事をきっと誇りに思っているのだろうなと思いました。続きを読む
投稿日:2024.02.05
junane27
楽しく拝見しました マンションに住んでるので 改めて管理人さんありがとうございますと 思えるお話でした
投稿日:2023.10.15
ma777
不動産ながらあまり知らない管理人の世界。 その悲喜交々が書かれた本書。 あまりにも対等じゃなく弱い立場の管理人に同情しながらも、読んでいるだけで辟易としてしまった。 住民は管理人のことを下に見て、便利…屋扱いをするので時間外労働や罵詈雑言を浴びせてくることがあるようだ。 不動産屋をしていると嫌な管理人がいるのは確かなのだが、そこまで強い性格の人でないと続けていけない職業なのかもしれない。 本書にも書かれていたとおり、マンションの価値は管理によって大きく変動するものであり、その一翼を担っている管理人さんに対して少し身近に感じることができました。続きを読む
投稿日:2023.04.17
yashiti1
前から読みたいなぁと思っていたシリーズ。 ウチのマンションの管理人さんにも、優しくしないとな、と思った。
投稿日:2022.12.29
おっちゃんモノノフ
表題タイトルに釣られて、手に取った本。シリーズ化されてるのとタイトルから眉唾で読み進めていったのだが、意外に知られていないマンションの管理人という制度を詳らかにした良書だ。 管理人が誰に雇われどのよ…うな職務体制になってるかが、実話に基づいた上下左右の関係性から、しっかり解説されていて面白い本であった。 でも住み込み管理人は大変だ、、、いくら業務上時間が決められてるとはいえ、トラブルが発生すれば24時間仕事しなきゃいけないわけで。自分にはこの仕事は難しいかもと思った、視野が広がる一冊だった。続きを読む
投稿日:2022.12.05
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