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堤未果 / 文春新書 (22件のレビュー)
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zhongxia
「食物連鎖」を壊したのは人間。元に戻せばいいだけなのにそうならない。 遺伝子組換えやゲノム編集など必要ないのだ。
投稿日:2024.05.01
rafmon
何気なく食べている食品に危険が迫る。 人工肉バーガー、培養母乳、ゲノム編集魚、デジタル農業。人工肉は動物も殺さず環境にも優しいと思っていたが添加物たっぷりで人体には良くないという説明に驚愕。三方よし…!の成立は難しい。コストの問題もある。 裁判沙汰になったグリホサート系除草剤やミツバチの大量死との関係が指摘されるネオニコチノイド系農薬を減らす代わりに、今後、RNA農薬やゲノム編集、デジタル農業が浮上してくる。 ゲノム編集により光合成の効率を高め、取り込む炭素量を30%増量する新種の植物を作るプロジェクト。おいおい、これは大丈夫かと心配になる。 日本政府は2050年までに有機農業の面積を今の50倍に増やす「みどりの食料システム戦略」。これは、政府が農薬と化学肥料を禁止したため収量が激減し経済破綻に繋がったスリランカを思い出す。読めば読むほど不安が高まる。 食のトリアージ。富裕層のみ健全な食事にありつける未来は避けて欲しい。正しい知識と法整備を。続きを読む
投稿日:2024.04.03
toshiomi0324
タイトルが良くない。これは「農業ショック・ドクトリン」と名前を付けてほしかった。(もちろん、中身は素晴らしいです。)
投稿日:2024.03.17
KBY
食のテクノロジーは、食糧問題に限らず環境負荷低減など様々な問題を解決する素晴らしい技術と考えていたが、負の側面も大いにあることに気付かされた。
投稿日:2024.01.21
きらりん
気候変動の時代にあって、今まで食べていたものが採れなくなる。そんなことが現実に起ころうとしている。 その前に様々な手を打とうとして、ビジネスが立ち上がろうとしている。が、それは、我々にとって正しい道な…のだろうか。 このルポを読むと、見えないところで動いている策略に恐怖すら覚えてしまう。 一握りの大資本企業の作り出す作物が、食の多様性を奪い、一時的に収穫量が増えたとしても、その結果逆の未来を迎えてしまうことにもなりかねない。 しかし、こうした企業に対抗し、有機栽培による多様性を維持しようとする人々もいることが救いである。続きを読む
投稿日:2023.11.27
ya
新資本主義的な食の搾取に対して痛烈な批判が書かれている。目から鱗だったが、中立的な視点から書かれているのか少し疑問点もある。搾取に対して市井の我らができることは何か考えさせられる。
投稿日:2023.09.13
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