【感想】女の子が幸せになる授業 ~28プロジェクト28歳で輝く女性になる!和の心得レッスン~

漆紫穂子 / 小学館
(3件のレビュー)

総合評価:

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  • pacific@北海道

    pacific@北海道

    「28プロジェクト=「かた28歳で輝く女性になる! 和の心得レッスン」を提示、中高一貫教育の私学再建で奮闘した漆紫穂子氏が、礼法、茶道、華道、着付けの指導者、家元との対談を通じて、教育内容を紹介する。
     それぞれの芸に寄せる思想というか、位置づけに意味が。
    「礼法―やさしさと美しさを引き出す授業」
    「茶道-思いやりのある子に育つ授業」
    「華道-感性を刺激し決断力をつける授業」
    「着付け-内面の輝きを表現する授業」

    随所に授業意図が展開される。「語学や外国のことを学ぶ以前に、日本のことを知るべき」(14p)。「型とは基本であること」(60p)、「この所作はこういう意味があるのだ」(61p)。
    「もし短く切って失敗したと感じたら、それは、最初から短い枝だったのだと思うようにして、それをいかすことを考えるようにしましょう」(110p)。「(和装に時間をかかる時間を)自分だけの時間、(忙しくしてはいるが)心は無の状態」(150p)。

    能力をひきだす、やる気をおこす。日常の中に非日常をあえてもちこみ、視野の拡大と視点の深化を、めざすか。それぞれの章に、授業をうけた生徒の率直な感想が配置されているのも、効果的。(小学館 2010年)。
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    投稿日:2014.06.26

  • blueclouds

    blueclouds

    品川女子学院 漆紫穂子校長の著書。実際に学校で取り組まれている礼法、茶道、華道、着付けの授業内容、その心などをわかりやすく解説されている本です。親世代が、知らないことが多いので、子供たちにこういう形で日本の文化を伝えていただけるのは、ありがたいことです。そして私もこの本で勉強になりました。もっと積極的に学ぶべきですね。続きを読む

    投稿日:2012.07.05

  • aki721

    aki721

    グローバル化が加速している世の中であるからこそ、改めて「日本文化」とりわけ茶道や華道の大切さを認識すべきと思います。テクニックは勿論のこと、茶道や華道を通じて、礼儀やコミュニケーションなど、相手の立場に思いを馳せることの大切さが学べることは意義あることである。ほかにも礼法や着付けなどが紹介されているが、これだけの内容を授業として取り組んでいる品女の取り組みも素晴らしいと感じます。続きを読む

    投稿日:2011.07.08

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