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平松洋子 / 新潮社 (16件のレビュー)
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ともこ
筋トレ、サプリ、腸内細菌。 私が、ん?と気になったワードが次々に繰り出された。 これさえ何とかすれば、私の身体もどうにかなるんじゃないかと魔法の切り札みたいに思ってきたワード。 でも、筋肉は筋肉だけじ…ゃないし、 同じ物を食べて同じトレーニングをしても、 同じ結果になるわけじゃないんだね。 自分はどうなの?を細かく意識出来て、 ためらわず変化を受け入れて、 よい、と思う事は継続出来る事が一流の証なのかな。 相撲取りやプロレスラーになりたいわけじゃない、 健康で毎日を気持ちよく過ごせる身体が欲しいだけ、 と思いながらも読み進めてしまって、 自分自身の事は自分ごととして考えなきゃダメなのかなと思った。マインドフルネス的な? 「偏りなくその子を見て、しっかり責任を持って導く指導者が求められていると思います」 失礼ながら相撲の世界の指導者からこんな言葉が出てくるとは思っていませんでした。続きを読む
投稿日:2024.04.19
musamika
ひとくくりにアスリートと言いましても その使う筋肉は全然違うもので 求められる栄養にも緻密に考えられてるんですね すごくストイックでびっくりします ある意味 体をコントロールするって 自分の意思が反…映される こうなりたい と思う自分になる 某番組ではないけれど 「筋肉は裏切らない」 その意思が見えるだけに 美しいと感じるんだろうな続きを読む
投稿日:2023.11.21
nobu2kun
『#ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け』 ほぼ日書評 Day705 タイトルだけ見ると、どういう内容なのか首を傾げたくなるが、いたって真面目な本。 アスリートによる食に焦点を当てた体の作り方から始…まり、それを支える人たちを含めたコンディションの作り方全般に話が展開する。本書で扱うのはスポーツ競技および競技者の話だが、ビジネスパーソンにとっても大いに参考になると思う。 マッスルメモリー、初めて聞く言葉。怪我の手術等でいったん衰えても、鍛えた筋肉を脳が記憶していて、元に戻すことができる。頭での記憶に体がどこまでついていけるか、キャリアハイの記録更新と加齢による衰えは、表裏一体だ。 相撲力士の体重、ストレスのかかる新入幕等では、初日と千秋楽で10kgくらい減るのはよくあること。朝は体重を測らない。減っていて普通(それがストレスになる)だから。朝稽古し飯を食ってプロテインも飲んだところで、今日は何キロになったかな?と体重計に乗るというようなモチベーションコントロール術も。 その体を支えるのが「ちゃんこ」、材料のバランスに加えて、米を沢山食べられる汁物であること、さらに原価を抑えられるのも重要と。 埼玉栄高校相撲部(豪栄道関等を輩出する強豪校)は練習時間が短いが成績の良いことで定評がある。同校の食事もちゃんこ中心で、1日の栄養はは7000kcalに達する! 海外のアスリートからも注目されるが、逆に最近の若い力士は、コンビニやファストフードに走りがちという指摘もされるという。 第二章はプロレスラー。防御ではなく、受け身を身につける。試合に勝つだけではなく、エンターテナーとしての要素を求められる彼等の食事を中心とする私生活(寮生活)も興味深い。 そうして培われた素養は、引退後に飲食店経営(キラー・カーン氏などが有名)で成功例が多いことにもつながるという。 プロレスラー棚橋弘至の体の作り方。血中アミノ酸濃度が下がると筋肉をエネルギーに変えようとするカタボリック(異化)な状態になる。これを避けるために常に2〜3時間おきにプロテインとアミノ酸を摂取する。寝る前に少し多めにプロテインと水を飲み、深夜3時頃に敢えて尿意で目を覚させ、そこで改めて枕元で冷やしておいたプロテインを飲む。と、そこまでやっているのか! 扱われるエピソードは、そんな驚きの連続である。 https://amzn.to/3qR7NGU続きを読む
投稿日:2023.08.29
aya00226
このレビューはネタバレを含みます
ちゃんこは究極のバランス食。ご飯を食べられる。 キャベツ、ニラ、レタス、玉ねぎ、えのきだけ、ごぼう、鶏肉、さといも、にんじん、油揚げ、大根、しめじ、しいたけ、ねぎ、白菜、豆腐、など。 大根、しいたけ、ねぎ、えのき、豆腐、白菜の6種は欠かさない。 塩ちゃんこ、味噌味、カレー味、醤油、鶏がら、トマト味、など。味付けを変えて3日くらい食べる。 野菜、肉か魚、豆腐油揚げ、を入れる。 サプリはBCAA、プロテイン、クレアチン=瞬発系のサプリ。持久系のスポーツはアミノ酸、疲れがたまってきたらクエン酸かBCAA。 オーガニックラムをゆでて食べる。 週一回はチートデー。 ささみを食べる。 鶏肉の皮は食べない。 ガーリックチキンとキャベツのルクエ蒸し。 正しい腸内環境があるわけではない。腸内環境に正解はない。 何のために食べているか、を意識する。 長距離選手は大きな筋肉はない、その分毎日刺激する必要がある。休むと心肺機能が低下する。 千メートルを12本、翌日は32キロを足る。1日練習を怠れば3日休んだのと同等。 欧米人に比べると日本人は汗の成分が濃い。電解質が失われやすい。 レースの日は、朝食にカステラ。 ファットアダプト食事法=糖質:タンパク質:脂質=3:3:4 リカバリー食は鶏むね肉のキーマカレー、ウナギのひつまぶし、ブロッコリーと果物でビタミン補給。
投稿日:2023.08.26
ginkan2
スポーツのルポルタージュは初読み。筆者の愛が溢れてて読後感良かったです。 相撲、プロレス、筋トレ、タニタ、スポーツ選手を支える周りのプロ、スポーツの陰と未来。面白かったです。 とにかく次は、「我が友、…スミス」を読みます!続きを読む
投稿日:2023.08.01
mtsrs
最初はなぜ筋肉を鍛え上げることとは縁遠そうな人がこれを書こうとしているのだろう、と思いながらよみはじめた。そして、読んでいると引き込まれて読んでいた。取材力と文章力。
投稿日:2023.07.23
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