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ドストエフスキー, 亀山郁夫 / 光文社古典新訳文庫 (2件のレビュー)
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flounder532002
長かった。ストーリー的にもよくわからなくなった時もあった。時代背景等がわかればもっと読み進められたかもしれない。その意味で、巻末にある訳者の「読書ガイド」を先に読むことをお勧めする。2024.3.31
投稿日:2024.03.31
鴨田
草稿段階でのタイトルが「混沌」だったというのが納得できるような大ドタバタ劇。 娘が父親を禁治産者にしようとする企みを書いた手紙の行方が一貫して重要なのだが、その肝の手紙をコートに縫い付けた後、ちっと…も現物確認をしない主人公が、案の定悪友に騙されすり替えに遭う。 父親が女中に手を出し主人公を産ませ、従僕と結婚させ、その従僕が死ぬとその女中と結婚しようとして、やっぱり別の人にプロポーズしたり、その相手は息子(主人公)の想いびとだったり、とかなり精神分裂気味で、物語終盤で本当に分裂する。 これでドストエフスキー五大長篇を読み終えた。 続きを読む
投稿日:2023.01.23
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