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穂村弘 / ダ・ヴィンチブックス (9件のレビュー)
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hiyorimi16
このレビューはネタバレを含みます
好きな歌をいくつか 抱かれる前に見ていた彗星は帝王切開の刃のひかり 繰り返し繰り返されてる地獄 砂時計の中に一匹の蟻 石鹸の消滅を見た 石鹸は世界が消えてしまうのを見た
投稿日:2024.04.30
ami
クスッと笑える短歌、切なくなる短歌、ほんわかする短歌…どの作品も素敵だった。 穂村さんのコメントを読むとより楽しめる。
投稿日:2023.07.01
とり子
俵万智さん以来の短歌集でしたが、面白かった。人それぞれの宇宙が三十一文字に込められていて無限に広がって。いくつかメモしました。
投稿日:2023.06.20
あまぐも
穂村さんの元に集まった短歌たちだなぁ、という印象。 世界の切り取り方が独特で、新鮮な感覚にさせられることも多く、楽しかった。
投稿日:2023.05.20
5552
雑誌『ダ・ヴィンチ』の長寿連載『短歌ください』の単行本化第五弾。 読者から投稿された短歌を歌人穂村弘が選び、コメントをつける。 毎回募集する短歌にテーマが設けられているのだが、そのテーマがけっこう難題…で、これをどう料理するんだろう、と興味が尽きない。 『畳』『消しゴム』『牛丼』といったアイテムから『おしゃれ』『無』『わくわく』といった抽象的なものまで。 このテーマで、エッセイとか、すべらない話とか、書けと言われたら困るよね、と、思うものが多い。 しかしそこは短歌という何でも入れられる小さな器。 事実でもフィクションでも、ミステリでもファンタジーでも、ネガティブな思いもラブストーリーでも描いていける。 毎回、他の人の頭の中ってどうなってんだ、と、びっくりする発想が出てきて痺れる。そして少し悔しかったりする。 神様かなんかに、何でも分かる頭脳と、誰でも引き付ける美貌と、独特過ぎる感性と、その三つのうちどれかあげると言われたら、感性が欲しいです!と、言いたい。 もちろん、他の二つをわたしが持っているわけじゃなく、そういうものを持っている方の苦しみも計り知れないし、そんなものは誰も与えてくれないのは分かっているけれど。 今後日本が、世界がどうなっていくのか分からない中での、「収録歌の総数が二千首を超える『短歌ください』シリーズは、日本語を使う人々の心の記録という意味合いが生じてきたように感じます。」という穂村さんのあとがきの言葉は、思いのほか重く感じられます。続きを読む
投稿日:2023.05.13
neneyoko
くすっと笑える歌多し。 特に好きだっ短歌。 ・あなたには見えないでしょう今わたしすっごく ベルトねじれているの ・人間の首って結構曲がるんだ電車の向かい居眠りする人 ・そんなこともわからないの…かと言われどんなことかも わからないでいる (バイト先にて)続きを読む
投稿日:2023.04.28
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