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三川みり, あき / KADOKAWA (2件のレビュー)
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総合評価:
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いのすけ
このレビューはネタバレを含みます
引き続きCollector's Edition2を読了。 サクサク読めました。頭の中では鮮明に映像と声が付いているので。 三幕の砂糖菓子品評会のシーンは結末を知っていてもスリリングだし、 アンの職人魂もすばらしかったなあ。 でも、アンは2年連続で品評会でひどい目に合ってる。かわいそすぎるだろw (これが物語の魅力ではある) 経緯はともかく銀砂糖師になったアン。(王妃さん、ナイスです!) 王家勲章をもらって、気づく。 これはママがつらい時にいつも眺めていた白い六角形のもの。 そうか、あれは王家勲章だったのだと。 もう、こういうシーンに弱いんですわ~泣ける~ アニメでは「ママ・・・」としか言ってなかったシーン。 原作で補完できてよかったなと思ったシーンの一つです。 四幕はペイジ工房が舞台。 あのブリジットがぐいぐいセンターににじり寄ってくる。 初登場のときはなんだこいつ!と思っていたけど、かわいそうになってしまう。 ブリジットにもブリジットの物語があるのだ。このあたりはまだまだこれからの話。 新聖祭の選品を勝ち抜いたアンたち。 アンはとりあえずお役御免だけど、そりゃ最後までやり切りたいだろう。 シャルの羽根を取り戻して、再びシャルに羽を返すアン。 ようやくアンのなりたい銀砂糖師になった瞬間だ。 とてもうれしいシーンでした。 それからミスリルの恩返しが愉快すぎる。ほんと微笑ましい。それに対するシャルとアンの反応がまた良き。癒しですね。 あと、アンに感じるおかしな気分?に「なんなん?これ」と戸惑うシャルがかわいかったw
投稿日:2023.09.09
RLia
アニメの一期があのような終わり方だったので、この巻でもシャルが戻って こなかったら…と心配しながら読み始めたが、解決して本当にホッとした。 このシリーズでは、アンとシャルがどのように関係を築いていくの…かが一番 気になる部分だけど、毎回とても興味深いプロットを書いてくれるので、二人 に関係なく話に引き込まれていく。 その所々に散りばめられたシャルのアンに対する態度や気持ちの描写が、少女 漫画が大好きな私を良いバランスで喜ばせてくれる。 それにしても焦ったい! でも、アンの恋愛や異性に対する幼さを大切にするところもシャルの魅力でも あるんだよね。ゆっくり、大切に育んで欲しい。 新しい妖精の登場でブリジットの気持ちがシャルから離れていくのか? そうなって欲しい…。 策士のエリオットの本音が知りたい。幸せになって欲しい。 ヒュー、シャルの羽でそんな事も考えてたとは…恐ろしい。 (そんな事ができる人だとは思ってないけど。) 書き下ろしの「おまけの秘密」は甘すぎて血糖値が… 作者の三川さん、ありがとう!続きを読む
投稿日:2023.05.06
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