【感想】ニードレス通りの果ての家

カトリオナ・ウォード, 中谷友紀子 / 早川書房
(20件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
3
8
7
1
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • 百

    ある出来事が起きて「なぜそれが起きたのか」
    これが明らかにされるのがミステリーだと思う
    読み進めると不穏や不安や落ち着かなさがこみ上げてくる、これがホラーだと思う

    人の生命が奪われなくとも血が流れなくとも
    ミステリーやホラーは綴られる事ができるだろう
    この作品も、その意味ではミステリーでありホラーだと思う

    ミステリーでありホラーでありながら、ほんの少しのやさしさも漂っていて
    ネタ的にはある意味おなじみのものではあるが、退屈はしない文章になっていて、自分は好きだと感じた
    続きを読む

    投稿日:2023.12.17

  • りん

    りん

    ホラーと聞いていたが…
    ホラーであり、ヒューマンドラマでもあり、サスペンスでもあり、スリラーで、愛にも触れる作品。
    あとがきをきちんと読むと、この作品が娯楽で消化されてはいけないことが分かります。
    くの人があらゆることに
    目を向けて
    理解をしていかなければならないですね。
    こんな感想では意味深ですし、何にでも言えることではあるのですが、
    読めば分かるはず。



    続きを読む

    投稿日:2023.11.02

  • 土瓶

    土瓶

    ひまわりめ〇んさんのレビューにつられて図書館予約した1冊。

    ホラー? サスペンス?
    まあ、なんでもいいや。怖い話です。苦手な方はお手になさらぬように。

    物語は、ほぼ三者の視点で代わる代わる語られていきます。
     テッドという青年
     テッドの飼い猫のオリビィア
     十一年前に失踪した妹を探してテッドに近づく女性ディー

    なぜか読みづらかった。
    登場人物もかなり少なく、350ページ程度の話なのになかなか読み進めることができなかった。

    あてずっぽうに予想した部分が当たってしまったのも悪かったなぁ。
    これ、ひょっとしたらアレ系の話かも、と。
    それで興味がかなり失せてしまった。
    それでも怖いお話でした。

    でも、アレ系の話にちょっと辟易しているので評価はこんなもので。

    ちょっと思ったけど映画にでもしたらおもしろいかも。
    撮り方にはかなりの工夫を凝らさないといけませんが。
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    投稿日:2023.10.31

  • ㋮

    明らかに怪しい序盤 → 全体像がじわじわ見えてきて恐ろしくなってくる中盤 → 流砂の如き「まさか」に飲まれる終盤、そして最後には静かな悲しさが残った。
    「まさか」の展開なんだけど、単に読者を騙すギミックとして「まさか」を使ってるだけじゃないのが分かる。ほかの作品も読んでみたい。続きを読む

    投稿日:2023.09.07

  • 彗

    全体的に息苦しいような暗さと圧迫感を感じた。
    でもこの先どうなるんだろうと読む手が止まらなかった。
    明らかに怪しいあいつ。
    犯人は絶対にあいつだ。あいつしかいないよね、って感じで展開していくが、実は。
    いやー驚いた。そうきたか!
    ドキドキ、息を殺すようにして読み進めたので、最後は、はー!ため息ついた。
    面白かった。
    続きを読む

    投稿日:2023.08.24

  • むん

    むん

    図書館。
    前半は遅々として進まなかったが、後半になるにつれ、驚きがだんだん悲しみに変わっていった。
    結果、何となくこんな展開かしら、と思ったうちの一つにオチがついたけれど、とにかく悲しかったなあ。

    投稿日:2023.08.14

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