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唐澤和希, 漣ミサ / 富士見L文庫 (3件のレビュー)
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総合評価:
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jube
面白かった。後宮政治?的なものが始まるが、 そこは茶道楽妃・采夏、かのアホ妃貞の再来か?と思われた秋麗も男装の麗人冬梅も陥落。人誑し采夏皇后が存分に描かれて、かなり気持ちの良い内容。 2巻からの燕春(…恋愛小説ヲタ、腐属性もあり)に、 美容ヲタ秋麗、かわいいもの好き男前冬梅、 あと1枠は平民から選ばれるそうだが、3巻ではまだでてきていない。 次の巻あたりで入内問題陥落となるんだろうか、今から楽しみである。 ほんと、うまいこと勘違いがハマっていく小説はパズルを見ているようで楽しいねぇ。続きを読む
投稿日:2024.04.17
いこ
このレビューはネタバレを含みます
序盤の不穏さと心配した気持ちを返してくれと言わんばかりの展開。 終わってみれば、お茶が全てを解決しちゃってた。 新しい妃たちとの仲も、毒殺未遂事件も、土砂で荒れた村の復興すらも。 新しい妃がこれまた癖のある、かつ正反対なおふたり。 男装の彼女はさておき、自分の容姿に絶対的自身を持つもう一人の方は、最初大丈夫かと本当に心配していたのに、陥落は彼女の方が早かった。 寧ろ白百合が咲きそうな展開に。 どうしてこうなった! 采夏の無自覚人たらしの才能はこれほどまでか。 お茶のことで暴走しがちなのは相変わらずだが、一方でちゃんと役目もこなす采夏。 新しい妃たちの本質を見抜いたのも彼女だし、事件のことも、復興のことも彼女の知識と感覚があったからこそ解決。 そこに私欲も多分にはあったけれども。 皇妃として無論未熟なところはあるけれども、決して無能な人ではないのです。 ちょっと世間とずれているところがあるだけで。 新しい妃たちを無自覚に誑し込んではいたものの、一方で肝心の黒瑛とはすれ違い気味でもどかしい思いも。 皇帝は跡継ぎを残すのも役目。 そのために複数妃を持っているわけで。 他の妃たちのもとへも夜行ってあげてくださいと采夏は立場上言わざるをえなかった。 本心は望んでいないけれども、自身の役目としては、致し方なく。 黒瑛は彼女がそう言い出したので、以前嫉妬してくれたのは夢幻だったかと言い出す始末。 互いが互いを独占したいと思っているのに立場が邪魔になる二人。 もどかしいったら。 結局、その点は最後にすり合わせができたので大丈夫だったようだが。 でも今回は珍しく伏線を残す形で終わってしまったので、4巻以降に引き継がれるということだろうか。 できれば二人の邪魔をしていただきたくないが、命まで狙ってくる存在なので……この先が怖くなってきた。 無事に乗り切ってくれ!
投稿日:2023.06.17
ゆふぃ
小説のイラストのイラストもかわいいけど、コミックの絵もかわいいんだよなぁ。 好きなシリーズのコミカライズは、絵がかわいいと嬉しい。 結局変な妃ばかり集まったことになったけど、これはこれで平和そうでヨシ。
投稿日:2023.05.30
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