【感想】帝国日本と不戦条約 外交官が見た国際法の限界と希望

柳原正治 / NHK出版
(3件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • gakudaiprof

    gakudaiprof

    安達峰一郎が外交官としてさらには国際平和議会の議長としての活動を描いたものである。日本が中国に侵略している
    状態での外交官として活躍しているときに、平和外交を務めた人物である。リットン調査団の報告書に対してもきちんと読めば日本を攻めているわけではないのに、新聞各社が共同で反対意見を出すというフェイクを新聞自身が作ったものである。続きを読む

    投稿日:2024.02.12

  • 九重九十九

    九重九十九

    不戦条約その解釈や当時の歴史や法秩序がわかりやすく描かれていた。
    私にとっては為になる一冊だった。

    というか作者この人『国際法からみた領土と日本』の人だ。読み終わった後に気がついたわね。

    投稿日:2023.12.07

  • るいーじ

    るいーじ

    オビには、著者がライフワークとしてきた戦間期の国際法学者、安達峰一郎を通して、戦前日本と国際法の歩みをたどることが示唆される。だが、本書では安達の姿はだいぶ霞んでおり、読後もほぼ印象が残らない。むしろ本書は、幕末から終戦まで、また、安保法制やウクライナ戦争まで、自衛権や戦争をめぐる国際法や国際法学者の歩みを丁寧に辿っている。私のようなアマチュアにはとっても勉強になる概説書だった(ただし、国際法学者らしく脇を固めまくる表現がやや読みにくい!)。続きを読む

    投稿日:2023.05.07

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