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劉慈欣, 大森望, 光吉さくら, ワンチャイ / 早川書房 (66件のレビュー)
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のんべえ
「それがこの世界に残された彼女の最後の姿だった。」 読み終えた後に自分の中に湧いてきたのは「ままならないな…」という感情。 三体三部作を読み終えた時にも感じたが、シリーズ通してただのエンタメでは無く…、読者にどっしりとした重みを残していく作品だと感じた。続きを読む
投稿日:2024.03.23
jun0222
前日譚と言うことで、今作にも宇宙スケールの話を期待していたけどそんなことはなかった。共通する登場人物もそれほど出てこないし、三体世界も当然出てこないし、正直三体の名前を付けるのはちょっと違うんじゃない…かとも思うほど。 ただ、それでも面白い作品なので読んで損はない。続きを読む
投稿日:2024.03.12
カルリン書房
大傑作SF『三体』の前日譚とはいうけれど 丁儀と球電が出てくるぐらい それよりも物語の構成が三体のパイロット版ぽかった “球電”という雷現象は知らなかった けっこうコワイ 特定のものだけを灰にしてし…まう謎の球体状の雷 部屋の中や外に漂い、壁なんか抜けてしまう 著者あとがきが興味深かった 「2001年宇宙の旅」が中国で翻訳されたのは1981年と遅く、それまで中国内のSFはジュール・ヴェルヌとジョージ・ウェルズだけだったとか、劉先生は実際に球電を目撃したことがあり物語の原点になったとか そういう下地があり『三体』という傑作が生まれたのが感慨深い続きを読む
投稿日:2024.02.14
魚雷屋阿須倫
三体シリーズの前日譚ということになっているが、「三体」は特にでてきません。主人公は、球電のの謎を追い求める科学者陳と女性軍人林雲。そして彼らを助ける天才物理学者丁儀。この丁儀が「三体」に登場するのだ…。 本書は日本では、ヒットした三体シリーズの後から翻訳出版されたので、営業的にシリーズに含めちゃえということになったらしい。そのほうが手にとってもらえるだろうからと。自分もそれで読んでみたわけですが、内容はとても面白いですよ。続きを読む
投稿日:2024.02.02
KOKORO64
世界的ベストセラー『三体』の前日譚。三体を読んでなくても大丈夫だが、作風は似ていてハードSF。三体が良かった人にはお勧め。 三体のマニアックな科学的(物理学)記述の半分以上はちんぷんかんぷんでしたが、…衝撃が凄かったので、本書も手に取りました。球電作戦が失敗して物語が終わったと思いきや、それからの展開も凄かったです。続きを読む
投稿日:2024.01.26
いなえしむろ
量子ファンタジーの傑作 量子力学をこれほど美しい物語に仕上げた作品を他に知らない。ヒーローもヒロインも像が薄いし、ところどころに繋がりが切れ気味なところを感じるけど、それも量子力学かな。 物語のス…ケールサイズ、あちこちの伏線回収、とてもきれいなエンディング。一流作品だと思う。 なにより、マクロ電子という発想そのものに感動したな。ここだけで、三体の名を冠するに値する。楽しかった! 追記 SFとしてのスケールに、もちろん驚きかつ感動して楽しめたわけで、その前提がないと読み進めなかったと思うんだが、本作はラブストーリーだなぁ。 母の思い出&父との確執の中で生きるヒロインの軍人。 マドンナを射止めるけど、ふんわりした三角関係の理科系ヒーロー。 後発の三体で活躍する内面が読めないままの準ヒーローの天才学者。 それぞれハッピーエンディングなんだが、ヒロインが一番。居場所を見つけた感じ。 他にも早逝した天才女性学者、苦悩する軍人たちなど、少し薄っぺらいものの、映画になればとても良い物語になりそうなストーリーだった。人物像は三体より良いと思う。 ラブストーリーが苦手な私も本作は良い物語だと思う。量子力学というかシュレディンガーの猫の物語。猫たちは幸せに暮らしているのだろうか?続きを読む
投稿日:2024.01.23
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