【感想】予言された世界

落合信彦, 落合陽一 / 小学館
(9件のレビュー)

総合評価:

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ブクログレビュー

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  • はるパパ@ファミコンしようぜ

    はるパパ@ファミコンしようぜ

    ハーフ&ハーフ。それぞれの執筆と対談とが織り交ぜられて不思議な感じ。
    落合陽一さんはTVで見かけるけど、ジャーナリストの父・信彦さんを知らなかった。その不勉強がめちゃくちゃ恥ずかしくなるくらい一言一言の重みが違う。
    トランプとプーチンに会ってきたけど、やつらの話はつまんねーからさっさと退出してきたわ。とか別次元って言葉はこういう人のためにあるんだね。

    ──自由と平和にかかる代償は高い

    ── ローマ帝国は為政者が劣化して、市民も劣化していった。(中略)パンとサーカス。つまりポピュリズムの蔓延だ(中略)
    強いリーダーがいなければ市民は堕落していく─


    いまの日本はフェーズ2のリーダー不在かな。恥知らずな大衆迎合。バラマキして一瞬喜んで下さい、キャッシングですけどね。それでも自民党に牽引力を求めて票が入る。
    だって他にないから仕方ない。

    プーチンや習近平はイヤだな〜とか言いながらも。
    もうリーダーはAI独裁で決まりだよ。もしくは猫。
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    投稿日:2024.04.13

  • rafmon

    rafmon

    落合陽一はよく動画で見るのだが、落合信彦の事はよく知らなかった。調べるとジャーナリストと書かれているが、本著でも各国の要人へのインタビュー風景が写真と共に紹介される。親子対談というより、落合信彦の著作に対し、息子が応援出演しているような仕立てだ。

    こうした取材からの学びだろう。一次情報を当たれと父親は言う。例えば、プーチンの論文。プーチン的歴史観は、ウクライナと言う国はもともと存在せず、ウクライナ人もロシア人も同じ民族だが、ソ連は権力を維持するために国を分割してウクライナを作った。その状態を放置したままソ連が崩壊したのだから、この分断を産んだのはソ連であり、元に戻すのが正しい、という発想。その他にもケネディや習近平等が語られる。

    息子は何かを悟ったかのような突飛に敢えて世間ズレした演出をするが、拗らせた自己愛の発露に見えていた。本著の構成のせいで、浅薄なタレントのような扱いをされてしまっている感は残念。

    社会性昆虫みたいな数を頼りにした同調現象としての炎上のような暴力のデジタル化が加わった事を除けば、徐々に穏和なネットワーク社会が形成されている。予言された世界というが、イデオロギーの変遷で言えば特に新自由主義だなんだと言っても、根幹の支配体制が大きく変わらないのだから、所与の領域という気がする。
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    投稿日:2023.07.20

  • ひまわりめろん

    ひまわりめろん

    ほん3さんのレビューを見て手に取ったのに「いいね」してなかった
    ま、そんな奴です(〃ω〃)

    照れるとこ違うわ!

    まず落合信彦さんと落合陽一さんが親子なの知らんかったー(〃ω〃)

    だから照れるとこ違うわ!

    どうりで好きだと思った
    てか、あれ常識なん?これ
    みんな知ってた?
    なんでわいだけ取り残されてたんかな?
    まぁそういうことってあるよね
    なんかその情報だけ何故か接してこなかったみたいな
    家族全員知ってるの自分だけ知らなかったみたいなことあるよね(それはお前が人の話を聞いてないからだ)

    ま、いいや(いいんかーい)

    はい、この本の感想行きます!

    「物足りない」

    あ、あと落合信彦さんがプーチンを一貫してプーティンと表記していることにジャーナリストとしての凄みを感じました(感性おかしい)
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    投稿日:2023.06.23

  • hiro-sa

    hiro-sa

    昭和と令和をしみじみと感じました。

    親父さんの方は、特に今更だ。ただ、やはりアメリカ大好きなのね。
    息子の方は、ゲーム感性で生きるのね。

    プーティンか、アメリカの覇権はどうなるんかね。

    投稿日:2023.04.11

  • 1731028番目の読書家

    1731028番目の読書家

    落合陽一の著作や記事、番組を見ていて頭の回転が速い人、言葉が思考に追いついていない人だと思った。
    後に落合信彦の息子と知って驚く。
    「今後どうなるか」を見据えた作品を読みたいと思っていたら、本屋で発見、しかも共著。
    自分の父親との関係も見直す年齢に来ている今、買うしかなかった。

    内容は非常に読みやすかった。
    落合陽一は淡々と(少し諦めもあるのか)各々の立場・考え方を見る。
    落合信彦はこれまで長年世界・日本をよくよく見てきたからだろうか、日本人に対する喝を与え、警鐘を鳴らす、奮起させたい、という気持ちが強い。
    というように捉えたがどうだろうか。
    比較もできるのでこのカタチの共著は面白かったな。
    続きを読む

    投稿日:2023.04.02

  • まいまい

    まいまい

    とても読みやすかったです。政治家の人達はお金のことばかり考えている。ケネディみたいに、情熱や信念を持った政治家が日本にいるのだろうか。お金の欲にまみれた日本は、これからどうなってしまうのだろうか。私たち民衆ができることは何だろうか。色々考えさせられる本だと思いました。続きを読む

    投稿日:2023.01.23

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