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原田マハ / PHP文芸文庫 (76件のレビュー)
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総合評価:
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Thomas
原田マハのアート小説は大好物。 歴史モノも大好物。 俵屋宗達と天正遣欧少年使節。 絵師とキリシタン少年たちとの素晴らしい友情の物語も個人的には。エピローグだけでなくもっと現代パートが読みたかった。
投稿日:2024.04.15
unodai
面白かったなー そりゃフィクション=夢物語なんだろうけど、ここまで熱く書き込まれると、「本当にそうあってほしい!」と思ってしまう!
投稿日:2024.04.04
Limei
俵屋宗達が天正遣欧少年使節や織田信長、狩野永徳、カラヴァッジョたちと出会うというなんて壮大なストーリー。 史実と空想が合わさって、とてもワクワクする物語です。 原田マハさんの描写で、彼らの声が聞こえ…表情が目に浮かぶようなリアルさで、私も一緒にヨーロッパの旅をしたり、レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロの絵を見たかのような感動がありました。 「歴史は、ときに残酷である。起こってしまった出来事、なかったことには決してできない。 しかし、だからこそ、人は歴史に学び、先人たちが遺してくれたさまざまな智慧を現在に活かすことができるのだ。 美術は、歴史という大河が過去から現在へと運んでくれたタイムカプセルのようなものだー。」 天正遣欧少年使節たちのその後は悲しく苦しく、それでも当時の絵画はその瞬間を留めたまま今も心を動かします。 改めて絵画の持つ力を感じました。続きを読む
投稿日:2024.03.22
ピスタチオ
いつしか5人は苦楽を共にした親友となる遣欧使節団の長い旅にどっぷりと浸り、道中後半に出会った少年絵師、カラヴァッジョとマルティノ、宗達の友情にロマンを感じずにはいられない。 帰国後、彼らをまっていた…過酷な歴史と、すでにこの世を去った信長に寂しさを感じた。それは5人の師ヴァリニャーノとの突然の別れに続く大きな損失感を伴い、それによって現実に引き戻される。 マルティノや宗達と旅をしていたような感覚になっていたため、読了後、寂しいながらも微笑むことができるような懐かしさに浸ることができた。 素晴らしい作品でした。 続きを読む
投稿日:2024.03.15
blueonion0129
ここ数年の中で1番好きな小説に出会えました。 京都、長崎からローマまでの険しい長旅を魅力あふれる登場人物と共に完遂できました。清々しい気持ちになれる読後感が素晴らしかったです。 私の美術好きを知って…いる元ボスが薦めてくれた一冊。感謝です。続きを読む
投稿日:2024.03.01
せりぐまん
あーおもしろかった! すっかり宗達が好きになっている自分がいた。 宗達が使節と一緒に海を渡った史実も、ましてや同世代の、後の巨匠と出会った史実はない。 でも、ヤマザキマリさんとの対談でおっしゃってたよ…うに、ロマンがある、小説だからいいのだ。 日本に帰り、その後の少年使節4人の運命を考えると胸が締め付けられる思いだ… ヨーロッパで丁重に扱われ、たくさんのことを学んだ彼らが、歴史に翻弄され、棄教し、殉死し、祖国をおわれるだなんて…続きを読む
投稿日:2024.01.20
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