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早見和真 / 新潮文庫 (65件のレビュー)
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アヤカ
競馬のことは全く知らなかったが、知り合いに勧められて読んでみた。 競馬初心者にもとても分かりやすく描かれており、登場人物も魅力的だった。 謳われているような号泣は特になかったが、普通に面白い話。 読書…を通じて今迄知らなかった世界を知るのはとても面白く、今度競馬も見てみたいと思った。続きを読む
投稿日:2024.05.19
tiga
父子の「継承」がテーマ。普遍的でもあるこのテーマを競走馬や馬主になぞらえてドラマチックに描いていた。 競馬については全く知識が無かったけど、レースシーンも楽しめた。恐らくは実際の競馬と同じく、決して…予定調和にならなかったのが好印象。ラストの終わり方も好きです。 地の文が主人公の語り口調で進む(ですます調)のは賛否あるかもしれないけど、自分は新鮮で楽しめた方でした。 続きを読む
投稿日:2024.05.18
たなたな
競馬を題材とした小説は、得てして期待には及ばない。 私が、競馬が趣味ということもあり、よーく知っているから、細かいところが気になったり、そんなことありえないよ、と醒めてしまう。 しかし本書は、馬も走…り、そして人も走る。比喩的な表現になったが、馬が様々な人の思いや願いや欲望を乗せて走る…という競馬の本質をとらえて描かれていた。 登場馬に関わるいろいろな人達の人生や思いが継承されていく。競馬における継承といえば血統がイメージされるが、父馬、母馬に託した思いを子馬に託すという思いの継承もある。小説の中の馬は登場人物たちの情念を乗せ、まさに、本書では、生きた競馬が展開されていた。レースシーンの描写も手に汗握るものであったが、競馬を題材としながら、レースに特化せず、馬に気持ちを乗せる登場人物たちをしっかりと描いた小説であったことが、この小説の面白さの源であろう。 とても面白い一冊でした。競馬ファンはもちろん、そうでない方も、ぜひ読んでみてください。続きを読む
投稿日:2024.05.17
ゆいちゃん
このレビューはネタバレを含みます
とても面白かったけど、なんか最後まで感情が乗り切らなかった。淡々とすすむ物語と、ですます調の語り口のせいかもしれない。 華やかにみえる競走馬とその世界のことをよく知ることができる。夢を、生き様を注ぐ人がたくさんいる。 特に最後!! 念願の有馬記念をとったところを描かないの、ずるいわ。
投稿日:2024.05.12
須田基平
競馬を久しぶりにやってみようかと思った。専門的な用語もあり、競馬の表現は本格的で血統の話などは知ってる人には面白い。一昔前に流行ったペーパーオーナーゲームまで含まれているところは驚いた。小説としての人…物描写やストーリーは想定内でサプライズはなかったかな。続きを読む
えりちゃん
大好きなYouTuberさんが絶賛していたので購入しました!本の帯も泣けると書いてあったが、私はそんなに泣けなかった。 馬と馬主、そしてその馬主に関わる方との物語。全く競馬のこと知らなかったけれどこの…本を読んでこういう世界もあるんだなと世界は広がった。 あの何分かのレースに色々な思いが詰まってるんだなと思ったら生で競馬場に行って実際にレースを見てみたいなという気分になった。 続きを読む
投稿日:2024.05.04
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