【感想】僕らには僕らの言葉がある

詠里 / KADOKAWA
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 4.8
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ブクログレビュー

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  • しゃらりの本棚

    しゃらりの本棚

    あー好きだ。
    こういうの、本当に好き。しかも野球。続編が早く出て欲しい。面白いから映画化とかドラマ化とかされそう。本物の真っ直ぐさには誰も敵わない。無敵だ。世の中的にはまだまだ全然足りないところもあるけど、こういう作品を読むと良い時代になってきたなぁ、としみじみ思う。続きを読む

    投稿日:2024.03.05

  • たま

    たま

    聴こえなかったら野球ができない?聴こえなくても野球をやっている人は世界中にたくさんいる!野球がしたくて普通高校に入学したろう者の相澤。バッテリーを組むことになった野中は初め戸惑うが、指文字を覚えてコミュニケーションを取り始める。「ナイスボール」が伝わる最初のシーンは感動。二人の成長と活躍が周りをどう変えていくのかも楽しみだ。続きを読む

    投稿日:2024.02.20

  • ちびねこ

    ちびねこ

    このレビューはネタバレを含みます

    生まれつき耳が聞こえない真白と周囲から孤立している野中。高校野球のバッテリーを組むことになる二人を中心に、それぞれの家族のことや障害について深く考えさせられるお話でした。青春ブロマンス最高。

    距離が縮まるのに時間はかからないんだなぁ。でもそれは野球が二人とも大好きだったから。清々しい気持ちになりました。続きありますよね?!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.05.07

  • 赤木かん子【公式】

    赤木かん子【公式】

    これ、凄いわ!
    聴覚障害の男の子が硬式野球やりたいために、普通高校に入学してくる話……。
    開拓者だぜぃ!
    聴覚障害に慣れていない周りの人間を一人ひとり辛抱強く説明し、味方にしていく。
    学校は絶対買い!ね!

    2023/03/23 更新
    続きを読む

    投稿日:2023.03.19

  • yamokodesu

    yamokodesu

    聴者のキャッチャー野中とろう者のピッチャー真白が高校の硬式野球部で出会うところから始まるボーイ・ミーツ・ボーイ。
    丁寧に描かれた表情や間から伝わるそれぞれの思いで胸がいっぱいです。ぜひ続刊を!

    投稿日:2023.02.18

  • 文月

    文月

    このレビューはネタバレを含みます

    この作品ひとつを読んだからと言って、ろう者のすべてを理解できた、苦労が手に取るように理解った、なんて簡単なことは言えないけれど 大切なことをたくさん、たくさん知った。わたしも野中や登場してきたほかのキャラクターのように"ろう者でも野球はできるのか"と思ったけれどそんなのは全くの杞憂に過ぎなくて、お互いが意思疎通を図ればどうってことはなくただのチームメイトのひとりになる。野中が"ナイスボール"と指文字を使っていたシーンがあまりにもやさしくて、あたたかくて。真白くんにとってそれはなににも替え難いあかるい光で、とても、とてもとてもうれしかったんだろうなと 真白くんの涙を見てわたしも泣いてしまった。また、野中だけではなく真白くんも"野中を呼ぶために"と喉を枯らすまで発音を練習したのも、すごく感動した。健常者にとってはただの一言でも 真白くんたちにとっては練習しないとできないことがあり、それでも相手を想い"ノ ナ!"と呼び掛けたシーンは、2人にとってとても大切な瞬間で。ただの呼び掛けが、こんなにも、美しいのかと。そして今作はろう者と健常者のお話だけではなくお互いの親目線のストーリーもあり、ここでもいろいろなことを教わった。これまで、学校での講演会や手話サークルに通う祖母を見ていて手話は難しいだろうなとなんとなく遠ざけていたけれど、ほかにもコミュニケーションをとる方法はあったのだと知ることができた。この作品をきっかけに、自分の中の意識やなにかを変えてみたいなと思えた。解説などは一旦飛ばして本編を読んですぐここに飛びついてきたので、今からゆっくり解説を読もうと思う。一度本屋で見かけてから気になって、いろんな本屋で探して漸く購入した自分を褒め讃えたい。ここから届くかは分からないけれど、ありがとうございました。

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    投稿日:2023.01.31

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