0
秋川滝美 / 角川書店単行本 (28件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
瑠璃花@紫苑
シリーズ第四巻。 スタートから作内では三年の月日が流れている。今作は、日和ちゃんの片思いの話が顔を覗かせるところ、ちょっと暗くなってしまって、良くなかった。女の子だと、どうしても恋が上手く行っていな…いと、ややこしくなるんだけど。旅を中断しちゃうほどっていうのは、気持ちはわかるけど、読んでるこっちまで暗くなる。 ちゃんと持ち直して楽しい旅もするようにはなる。それはいいのだが。これね、コッチが好きな人の気持ちはどうなんだろうなんて悩んでる時に読んだら、たまったものじゃないですよ。両思いになっていくんだろうって分かっていてもね。自分の恋まで壊れたらなんて、いらない心配しそうで。(大丈夫ですよ。ちゃんと持ち直してからは、普通に面白いから。) でも、麗佳への嫉妬の、あのドス黒さは、読みたくなかったな。誰もが抱く気持ちなんだけど、でもあれはダメよ。読ませるには黒すぎる。どうしても星4は、つけられませんでした。次作に期待です。続きを読む
投稿日:2024.03.29
sakuramura
このレビューはネタバレを含みます
主人公の日和がひとり旅を初めてもう3年だそう。 初めの頃は、慎重で内向的な性格と旅のスタイルが自分と異なりすぎて、違和感を感じてしまっていたが、レンタカーを借りて周遊したり、旅先で口コミサイト情報じゃない地元グルメを楽しんだり、すっかり旅慣れしてきた様子に親しみを感じられるようになってきた! 東京から長野経由、名古屋行きの一筆書きの旅は新鮮だったし、高知は行ったことがないので興味深かったし、お城は全く詳しくないので、伊達家の居城の宇和島城のことも知らず勉強になった。 好きな人の想い人を妄想して落ち込み、苦手なジェットコースターを克服して自信回復のくだりは、旅の合間の一休みとして、気楽に読むと面白かった。 なんだかんだ思いながらつい読みたくなる、多忙な日々のふとした息抜きにぴったりなエンターテインメント作品だと改めて思う。
投稿日:2024.02.21
あお
長野、名古屋、高知、愛媛、宮崎、鹿児島。 成長著しい日和のひとり旅は続く。 しかし思い込みの激しさは相変わらすで 日和がチャレンジしたジェットコースターのような急降下から急上昇な展開も。 あー旅がした…い!続きを読む
投稿日:2024.02.02
炙り鯛
第三章の主人公が印象深い。 主人公は、旅をきっかけに片想い人ができた。初めは、片想いの相手と連絡する手段として「旅」を楽しむこともありだなと、旅と交流のどちらも楽しんでいた。 しかし、片思い相手に思い…煩った結果、「純粋な旅ができていなかったのでは」と堂々巡りする描写があった。 これまでの主人公は「何を理由しても旅行に行きたがっていたこと」、「片想いの人との話題作りでもなんでもござれ!」と旅を楽しんでいた。 だから「純粋に旅を楽しんでいない」、「旅を憂さ晴らし・話題作りにしていたことへの罪悪感」とか旅の意味で悩む主人公が、大変『迷走している』ことわかった。 純粋な旅とは何なのだろう?また純粋な旅だと定義・判断することの方が難しいのではないかと思った。続きを読む
投稿日:2024.01.10
homez
第一話 長野 蓼科蕎麦とモンブラン 第二話 名古屋 きしめんとあんかけスパ 第三話 東京お土産宴会 手羽先とフルーツタルト 第四話 高知・愛媛 鰹のたたきと鯛飯 第五話 宮崎・鹿児島 鹿児島ラーメンと…かき氷続きを読む
投稿日:2023.11.23
たまネコ♪
この小説を読んで「一筆書き切符」と言うものを知った! ありがとう‼︎ 次回、名古屋発で金沢に行く時この「一筆書き切符」を利用したい。頑張って勉強するぞ〜
投稿日:2023.10.17
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。