【感想】アルパカと魔法使い　理系上司の裏の顔は小説家でした

このレビューはネタバレを含みます

いや、阿良川さん、女子社員に嫌われすぎじゃない…？
千夏、渾身のドレス、見てみたいなぁ。クオリティの高いコスプレは見るの楽しい。
自分の作品の、イラストにもなっていないドレスを再現してくれるって、ほんと鼻血出るな。

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阿良川さん、ネットリテラシーがガバガバすぎる。
変わり者ながら優秀とされている筈なのにガバガバだし、会社で副業を禁止されているのを知らなかったのかと。
コンプラ方面も大丈夫かと心配になった。
変わり者という一単語で済ませてはいけないレベルだった。

阿良川さんも一人で勝手にわちゃわちゃ、千夏も一人で勝手にわちゃわちゃしている感じがした。
二人揃って空回りというか。
千夏がコスプレをして阿良川さんのモチベは上がったけれど、そこから何か彼にとって劇的な変化やら成功体験やら新たな展開がある訳ではなく。
ただ彼が気付いていなかった副業バレを千夏が何とか回避しただけというか。
阿良川さんとしては現状維持しただけ。
一方で空回りしつつも頑張った千夏は派遣元が倒産して無職になるので、割に合わない。

最終的には、千夏はファッションデザイナーの夢の一歩を踏み出すことになるので、それなりの見返りはあったけれども、やっぱり割に合わない感じとご都合主義が気になってしまった。

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