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ハーラン・コーベン, 田口俊樹 / 小学館文庫 (10件のレビュー)
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shintomikan
マイロン・ボライターシリーズの大ファンで、続編が翻訳されなくなって永らく寂しい思いをしていたところ、この本の存在を知りました。ウィン、ハイスペックで冷血で、暴力を愛する男。最高です。歳を重ねてほんの少…し丸くなったか。ストーリーも申し分なく面白かったです。続きを読む
投稿日:2023.09.24
loveolive
初めてAmazonで見つけた時は本当にびっくりした。まさかあのウィンなの?そして手元に届いてからは勿体なさすぎてしばらく読めず。読み始めても少しずつ堪能する感じでページを行きつ戻りつしながら読んだ。 …実は私はマイロン派。でもウィンとマイロンの深い友情は分かっていたし、ウィンの脆さも分かっていたから、ところどころにマイロンのことを思うウィンの気持ちが出てきて切なく思ったり。ジェシカまで出てくるのにエスペランサはどうしたのかなって思ったり。 やっぱりマイロンシリーズを全部読みたいなー。英語が読めたらいいのにな。続きを読む
投稿日:2023.08.16
ユウジロウ ニシキミ
人生は悪くない ビールも悪くない いつも正しく行動する、それでも望み通りになるとは限らない 人間関係は決してフィフティフィフティにならない、それを受け入れ構わないと思え
投稿日:2023.05.21
kazha
このレビューはネタバレを含みます
G2023.4.6-2023.4.11 いつの間にか邦訳がなくなってしまったマイロン•ボライターシリーズのスピンオフ。主人公ウィン。 今になってウィンに会えただけでもう感謝なんだけど、ミステリとしても面白かった。 この事件は結局ウィンの事件だったということ。複雑に絡み合ったいくつかの事件。全てはロックウッド一族に行き着く。白でも黒でもない、ウィンのグレーな決断がまた好きだ。
投稿日:2023.04.11
随你行
人間関係の設定とストーリー設定が非常に素晴らしい作品。貴族階級の主人公のパワーを生かしたやり取りは爽快。
投稿日:2023.03.25
家計法廷
初のハーラン・コーベン。 90年代に出版されたマイロン・ボライターシリーズのスピンオフで、ワトソン役のウィンザー・ホーン・ロックウッド3世が主役。 本シリーズの方は流石に絶版状態で手に入らず。著者のことも寡聞にして今回初めて知りました。 スピンオフ作品ということで付いていけるか不安だったが、そんな心配は全くなく、冒頭から主役のウィンに惚れ込んでしまう。 いや、容姿端麗、超がつくほど大金持ち、冷血王子と言われていたほどのクールさ。それでいて狼のような獰猛さも垣間見える。こんなん惚れるやろ。 作者と訳者の方の力か、ウィンの匂い立つような色気が読んでいても感じられた。 富裕層用のビルで死体が発見されるところから始まり、フェルメールの絵の盗難事件、学生運動家が引き起こした事故、“恐怖の小屋”と呼ばれた暴行事件など、時代を跨いだ事件が複雑に絡み合うことになる。 若干後出しジャンケンなところはあれど、意外な事実がこれでもかというテンポで提示され、登場人物のキャラ立ちもあってあっという間に読み終えた。 個人的には、おすすめの一冊。続編も期待しつつ、そもそものマイロンシリーズの復刊もお願いしたい。
投稿日:2023.01.12
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