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草野たき, ともこエヴァーソン / 福音館書店 (15件のレビュー)
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司書KODOMOブックリスト(注:「司書になるため勉強中」のアカウントです)
「小学校でも塾でも、友だちを前に思うように自分を出せずにいる6年生の聡子。塾の帰りにいつも一緒に勉強する霧島くんにひそかな思いを寄せていますが、本当の気持ちは言えないままです。家ではイライラしてつい両…親にあたってしまい……。そんな聡子ですが、もっと霧島くんと仲良くなろうとがんばるうちに、次第に周囲の人との関係も変わってきます。単行本発売以来、多くの年若い読者から圧倒的支持を得ている作品の、待望の文庫化です!」続きを読む
投稿日:2023.06.02
katomutsu0209
このレビューはネタバレを含みます
主人公「聡子」が、塾、学校、家庭の悩みを抱えながらも、それを乗り越えて成長していく物語。物語としても素晴らしいのですが、物語の締め方を特に気に入りました。
投稿日:2023.01.14
羽鳥三鳥
人生は素晴らしい。自分らしく生きてこそ人生は楽しくなる。当たり前だけど忘れがちなことを教えてもらった。 勇気を出して行動すると何かがひらくこと。 でも日日はそんなに頑張るのも難しい。 頑張るところと頑…張らないところ、いろいろあって良い。良いも悪いも自分次第。 自分が思っているよりもちゃんとやっている自分を他人が見てくれているもの。 変わるのは一つの行動から。 尻上がり的に良くなる本でした。続きを読む
投稿日:2022.02.17
linadayo
小学生の時から家にあって、本当に何回も何回も読んだ本。 人に合わせてしまう聡子は、本音や秘密を抱えているけど、実は他の友達もそれぞれの事情とか環境があったりするわけで。 人は全員違うのだから、分かり…合えないことが前提でありつつ、理解・受容を強制するんじゃなくて、そのままに受け取る。同化もしなくていいし、異物として扱わなくていい。そんな姿勢を感じました。 内容以上に、あのとき繰り返し読んでいた自分も、何かしら思うことがあったんだろうなと。続きを読む
投稿日:2021.11.06
zueco
小学生の頃に友達に借りて読み、その後もう一度読みたくなって自分で購入。聡子が泣きわめくシーンでは自分の心も激しく揺さぶられる。児童書だけどいつ読み返しても瑞々しい。きっとこれからも手元に置いておく一冊…。続きを読む
投稿日:2021.09.27
おひげ
『ハッピーノート』読了。 小学生頃に読んだ本だけど、最近になってブクログのTLで見かけてまた読みたくなったので読んだ。 内容をほとんど覚えてなくて「なんか主人公の女の子が苦しくもがいてる感じで重たかっ…たな…」ぐらいしか覚えてなくて。案の定、小学生向きにしては割に重めの内容でした笑 変な駆け引きや見栄張って嘘ついたり、自分の気持ちを言えなかったりとか、これって大人にでも共通するよなぁ〜…と感じましたよ。だから、子どもの時から社会性の形成がはじまってて苦しくなって発狂するよな…けど主人公の子が最後は自分の意思で物事を考えて言えるようになっててえらいなと。 結構自分を追い詰めちゃうところとかなんか重なるわ…意外と人ってやさしいんだよとか、表立って見える景色が実は違っていることもあるんだよなとか。大人になっても感じることは少なからず変わらないと思うし。 読んだ後だからか、みている景色が少し変わったね。もう少し楽にやっていけよって感じ。 2021.6.12(2回目)続きを読む
投稿日:2021.06.12
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