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荒井ママレ, 富野浩充 / コアミックス (6件のレビュー)
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箱もんじゃ
どうもこの漫画は本当に難しい題材には深入りしないでちょっといい話程度でお茶を濁して終わることが多いな。 そうこんなうまく行かないし、一番無難な線で落ち着いて尻切れに終わってしまうのが気になった。 新し…い話もショッキングなのは最初だけにならないか不安だ。 みどりの顔芸が多彩なところはよかったが。続きを読む
投稿日:2024.04.05
saya
このレビューはネタバレを含みます
薬学生の実習がメイン。 一見優秀そうだけれどやる気が無い子と、あたふたしている子。 しかも2人は付き合っているという、結構ありそうな設定。 病気の認識が薄い患者さんの相手は大変そうというか こんなにもりもりやりたい放題できる患者さんのメンタルが強すぎて凄い。
投稿日:2023.07.12
hazel8483
外国籍の患者さんと医療の問題。 言葉が通じても不安の多い病院という場所で 意思の疎通が難しいと、不安もふくらむ。 今は便利な翻訳機もあるけれど 薬や治療のことは微妙なニュアンスで 伝えにくいこともある…だろうし 現場の方々の苦労がしのばれます。 でも、やっぱり最後は人と人だと思いたい。 後半は実務実習の若者たちとの物語。 こっち(ジェネレーション間)の 意思の疎通も大変ダァ!続きを読む
投稿日:2022.11.24
clamamus
病院薬剤師を描く9巻は短編を挟んで、少し腰を据えた中編が始まった感のある巻である。 ざっくりと内容を見てみると、 ・在日イスラム教徒の患者(女性)への応対 という短編的な2話完結の物語が描かれて、残る3話分で ・病院実習に来る薬大生 ・糖尿病を罹患したグルメ系の雑誌の編集長 ・薬大生と旧知の妊婦(※正確にはパートナーが旧知) といった辺りがトピックとして描かれている。 後編の展開は次巻にまたがる形で、どれくらいの規模感は現状分からないが、中編~長編の形で描かれてそうな重さのある新編である。 宗教、あるいは異国の文化の違いや言語上の問題、そこから生まれてくるトラブルといった前半の内容も興味深い。 しかし、やはり中心的なのは後半だろう。 このエピソードでは 「改めて(研修生の視線を通して)病院薬剤師の実際の仕事を分かりやすく描く」 という意図が感じられる。 この物語を通じてトピック的に現場を知ることはできるが、現場を知らない読者としてはこうしたエピソードは望ましいものがあった。 関係者からすると、少し基本的過ぎるかもしれない。だが、それが逆にありがたい。 同様の視点で見ると、糖尿病患者の飯島さんにおける齟齬は興味深い。 おそらく医療従事者の視点では 「ああ、居る居る。病気を甘く見てる患者の典型だなあ……」 ぐらいの感覚で見てしまうだろう。 ただ、この物語上の描写を見ていると、医療の素人の側からは 「本当に患者に対する説明は果たされているのか?」 という疑問点が浮かんでくる。 彼女には「一生付き合っていかないといけない病気が発覚した」という自覚が欠けているが、その自覚を促す(明確にコンテクストを定める)行動はインフォームドコンセントの範疇に思える。 作中ではあくまで薬剤師の説明が描かれているに過ぎない。 ただ、お互いが前提にしている認識に齟齬があり過ぎるのが目に付くのだ。 色々な意味で今回も興味深く読ませていただいた。 今回も星五つで評価したい。
投稿日:2022.11.15
momonohanabira
言葉の通じない国で生活する不安が、体調が悪くても医療機関の受診控えを招く。その結果、もしも病が進行していたら悔しすぎる。日本で暮らす外国人が、宗教や言葉の壁を不安にする事なく医療機関を受診できる環境が…増えればいいと思う。 そして薬学部の実務実習生編。適当に流している感のある実習生がどう変化していくのか、次巻が楽しみ。続きを読む
投稿日:2022.11.03
kaido
薬でも治療のセオリーでもなく患者に着目するっていう当たり前のことが見落としがちだけどすごく大事だなと思った。
投稿日:2022.11.02
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