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大村敦志 / 岩波ジュニア新書 (15件のレビュー)
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総合評価:
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saitoumkt
話題が脱線する部分が多々あり、読みづらくなっている。 法の概念的なものを浅くとらえるには、いい本だと思う。
投稿日:2020.12.12
えいしょーどー
親子の対話をとおして法の基本的な考え方を理解する、という趣向は興味を惹くが、その「対話」のレベルが問題。受け狙いなのか、親しみやすさを意識したのか、脱線や質の低いギャグの連発に、読んでいてイライラさせ…られた。続きを読む
投稿日:2020.03.26
ますく555
ほんとうに入門書というか、「法」というものに対しての導入部分での父娘の議論という感じで、初心者の地固めにはいい感じ。全編通して、犬などの動物を話題にあげながら考えていく形式です。これまでモヤモヤしてい…たところをはっきりさせてくれたのが、親が子どもに対して暴力をふるうことについてでした。過度ならば虐待と言われるけれど、そうでなければ懲戒権としての体罰はありなんだですねえ。あくまで「親が」であって「先生が」でも「隣の家のおじさんが」でもない。子どもを叩くのは嫌だけど、そうでもしないと言うことをきかない場合がありますよね。こそこそ隠れて陰湿に仕置きではなくていいのです(そっちこそ怖いですが)。続きを読む
投稿日:2018.08.08
Tsumoha
民法学者の父と娘の対話を通じた法学入門。身近な出来事を題材にわかりやすく解説されていた。 P132 父;狩猟については、鳥獣保護法という法律があって、複雑な規制がされているんだ。〜漁獲と狩猟の違いを確…認しておこう。どこが違うかな? 娘;対象が魚か獣かというほかには、場所が海か山かかな。 父;そうだね。海はもともと誰のものでもない。それに対して山はどうかな? 娘;誰のものでもない山って・・・・あるかな?どうかな? 父;原則としてなさそうだね。少なくとも日本では。実は、日本では理屈の上では持ち主のいない土地はないんだ。というのは、そういう土地は国のものになるというルールが定められているから、土地には必ず持ち主がいるとすると、どうなるかな? 娘;でも、土地の持ち主がいるとしても、そこに住んでいる野生の動物が、その人のものになるわけじゃないでしょ? 父;〜あちこちに動く動物は、土地とは別のものだね。〜続きを読む
投稿日:2017.05.19
だい
法律は動物にからむ? (章の副題が) 問題提起され 結論は一致せず 民事のため しかし全体像を把握できるかもしれない 会話方式で話題が進むので脱線が多い 結論への導き方も論理的な正当性があるか?… 読者対象は一般的な 入門書として みれば わかりやすく 良書続きを読む
投稿日:2016.08.26
dai-4
法についての具体例もちょいちょい出てくるけど、あくまで本質は”法とは何たるか”の部分。本書の場合、対話形式が上手に活かされていて、法入門としての有難みも十分。ジュニア新書の面目躍如、って感じですね。
投稿日:2016.06.23
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