【感想】グローバリズム植民地 ニッポン - あなたの知らない「反成長」と「平和主義」の恐怖 -

藤井聡 / ワニブックスPLUS新書
(6件のレビュー)

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  • NFCC図書館

    NFCC図書館

    第1章 日本を滅ぼす「平和主義」と「反成長」
    第2章 「21世紀」における国の滅亡とは?
    第3章 「植民地」支配で、多くの国は滅び去ってきた
    第4章 日本は事実上の、アメリカの属国であり植民地である
    第5章 中国は日本のもう一つの「宗主国」になりつつある
    第6章 「平和主義」が自滅を導く
    第7章 「反成長」が日本を衰弱させ、自滅を導く
    終章 日本は復活できるのか?―輝かしい未来の実現に向けて
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    投稿日:2023.12.11

  • chuck

    chuck

    言わんとすることは分かる。
    戦争というのは軍事力の不均衡に由来する。だから国防に予算を割こう、というのはその通りだと思う。
    しかし、筆者の言う「反成長」というのはピンと来なかった。
    そればかりか、やたらと左翼を目の敵のようにする論調が目立つ。
    叩きたい仮想敵ありきで筆を執っている印象…。

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    投稿日:2023.09.19

  • 観領

    観領

     名目GDPの推移で見ると、80年代から基本的にすべての国と地域が一貫して成長している中、我が国日本だけが停滞しているという現実。
     その原因は「反成長主義」と「平和主義」であるとする。
     著者の論の立て方はやや性急に過ぎ、事態を単純化し過ぎているきらいがあるが、本書の最後に述べられている結論のひとつ、つまるところ要は憲法9条第2項と財政法4条に帰するという議論は目にウロコであった。
     財政法4条が国の歳出の財源として国債を発行することを禁じており、それが財務省のプライマリーバランス黒字化目標、緊縮主義を規定しているということ。そして財源としての国債発行禁止は、まさにアメリカGHQが日本を2度と武装できない国にしようとしたからであると。
     この憲法9条と財政法4条の内的関連性は、まさに本書の副タイトルの「反成長」と「平和主義」の内的関連性そのものであり、見事な種あかしになっている。
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    投稿日:2023.07.23

  • ライオン

    ライオン

    米中の「植民地」とならず、独立国として歩むこと、日本人としてしっかり考えたい。きっかけになるには十分な1冊。

    投稿日:2023.07.17

  • tokyobay

    tokyobay

    中国の台頭に対峙するには「富国強兵」が必要であり、そのためには「積極財政」するしかないという論理。欧米は「積極財政」で成功しているというが、移民問題をどうするのかという議論が抜け落ちている。
    成長のためには人口増が必要であるが、果たして日本人が移民を受け入れるのかというのが課題である。「平和主義」は理想論として除外し、アメリカも信用デキナイという立場の場合、移民を拒否して尚且つ「植民地化」も回避するには、成長は多少我慢してでも軍事力を強化するという策しか現実的には残されていない。それが「構造改革イデオロギー」であり、維新に支持が集まっているのも、それが日本人の志向に合っているからではないだろうか。続きを読む

    投稿日:2023.05.14

  • Go Extreme

    Go Extreme

    このままでは日本は米中の「グローバリズム植民地」になってしまう!!コロナ禍、ロシアによるウクライナ侵攻を経ても他の主要国が成長し続けている中、日本だけが経済規模を縮小させています。この原因こそ、我が国独特の思想である「反成長」と「平和主義」にあります。これら2つの思想が、これまで行われてきた新自由主義的な政策や、近年高まりつつある環境保護を訴える運動と重なり、日本の国力が著しく低下することとなりました。一方、成長なき国をアメリカが守る理由はもはやなくなり、中国との間で緊張が高まり続ける尖閣諸島などで有事が起きても、そのまま明け渡すことになりかねません。本書は、現在日本がおかれている状況を、元内閣官房参与が過去の植民地事例を交えながら丁寧に解説します。

    第1章 日本を滅ぼす「平和主義」と「反成長」
    第2章 「21世紀」における国の滅亡とは?
    第3章 「植民地」支配で、多くの国は滅び去ってきた
    第4章 日本は事実上の、アメリカの属国であり植民地である
    第5章 中国は日本のもう一つの「宗主国」になりつつある
    第6章 「平和主義」が自滅を導く
    第7章 「反成長」が日本を衰弱させ、自滅を導く
    終章 日本は復活できるのか?―輝かしい未来の実現に向けて
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    投稿日:2022.11.19

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