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オリヴァー・サックス, 大田直子 / 早川書房 (12件のレビュー)
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masudahidehiko
譜面が読めなくなったピアニスト、文字が理解できなくなった作家、社交的な人が意思の疎通ができなくなった、、何らかの、それまで大事だった能力をなくしてしまい、その状況と折り合っていく人を描いている。最期の…「心の目」は、『ビジュアル・シンカーの脳』とあわせて読むと面白いと思う。続きを読む
投稿日:2023.11.23
fanta
窮屈だ。 いま見えているようにしか、見えないことに、カチコチと凝り固まって、それ以上に広がることができない。はみ出すことができない。 ひとがやることに、世の中にあるものに、パターンが透けて見えて、…こんなもんだとすぐ分かった気になってしまう。 それがあながち的外れじゃなく、真理をついてると思えてしまうから、余計に、エラそうな、勘違いが甚だしい。 でも、そんな賢しらな自分に、冷ややかな目を向けてしまう自分もいて、そんな同居に、まぁ、居心地が悪くてしょうがない。 ヒトは、安定したいんだろう。 安心したいんだろう。 自分が理解できる姿に、自分が存在するこの世界を落とし込みたい。そうすれば、心が落ち着くと、そう信じて、このカラダが働いている。 そんな風に思えることが度々だ。 生きれば生きるほど、時間に比例して、沢山のものを溜め込んで、自分が出来上がったような気になって、少し、安定したつもりになる。 でも、そうやっていっても、今となって、見えてるものに躓いて、途方に暮れてしまうこともあるんだ。 安定することで見えなくなるものもある。 欠けているからこそ、手に入れられるものもある。 今手にしているものから、見渡せる世界に、そうじゃない世界がどこかに存在していると、イメージできる。そんな方法だって、ヒトは手にしていると、みんなだって、分かるだろ。 世界が姿を変える。 そんなときを、また向かえる。 更新される瞬間を、また手に入れるために。続きを読む
投稿日:2021.04.17
真田小僧
人間って本当によくできてるな。当たり前のことに感謝感謝。サックス先生の本読むと毎回同じ感想。すぐ忘れちゃうからまた読むんです。
投稿日:2019.09.22
tenntoonaji
目にかかわる、脳の障害が、具体的な人を通して記述される。とてもひどい症例であっても、大変な努力と工夫により新しい状況を切り開いてゆく姿は、人間の可能性を伝えてくれる。そして、脳そのものの可塑性やいろ…いろな機能のネットワークを作り変えてゆくすごさに感動してしまいます。続きを読む
投稿日:2016.07.29
Dr.(読多ー)あんころ猫
「見る」とはどういうことなのか。視力を失った人が見る世界や生まれつきや病気によって見る世界は、他の人たちとはどのように見えているかということを実例者をあげながら探っていきます。脳の不思議、そして「見る…」ことの不思議がたっぷり堪能できます。面白かったです。続きを読む
投稿日:2015.07.24
furukawayuki
文字を画像として認識できても読めなくなることがある。aphasia。手話失語症なるものもある。言語って一体何なんだろうか。 なぜ文字が読めるのだろうか。文字なんて人類の歴史の中でついさっきできたばかり…のようなものなのに。 。。。と、読み終わってから思ったが、そもそも文盲な人の脳ってどうなってるんだろうか。文字が読める人だと識字を担当している脳の場所って、一体全体どうなってるんだろうか。続きを読む
投稿日:2013.07.16
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