【感想】海軍戦争検討会議記録 太平洋戦争開戦の経緯

新名丈夫, 戸高一成 / 角川新書
(3件のレビュー)

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  • たけ坊

    たけ坊

    新名という海軍が抱えていた記者が米内光政に託された海軍の重要人物たちの敗戦後の座談会の記録。
    結局は戦争を止められなかった海軍は情けないと思ってもいたが、これを読むと海軍軍人の発言であることを差し引いても陸軍の横暴っぷりを実感してしまう。
    また井上成美の航空本部長申し継ぎなども入っていて、井上成美は実戦では活躍はなかったにしても、正確に未来の戦いを予期していたことに感嘆する。
    続きを読む

    投稿日:2023.02.11

  • わっさん

    わっさん

    「帝国軍人」(2021読了)別紙参照。

    海軍御用記者による、典型的な「陸軍悪玉・海軍善玉」論。オーラルヒストリーを含めた戦史研究が進んだ現在では、目は通すべき基礎資料といった扱いと思われる。ただ、参加者の息遣いのようなものはすごく感じられる。脚注として、発言に対する多角的検証(他の文献からの引用)があって良かった。続きを読む

    投稿日:2023.01.21

  • nyankoteacher

    nyankoteacher

    海戦に至るまで、陸軍の方針に結果として抗しえなかった海軍が、終戦直後に、関係者による反省会を実施した記録。井上成美が、やはり、歯に衣着せぬ尖った人であったことが感じられる。もっとも、その他重鎮は、結局のところ「自分は努力したがなす術はなかった」というスタンスであったようだ。続きを読む

    投稿日:2022.11.05

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