新刊・予約
ランキング
セール
特集・キャンペーン
ジャンル一覧
詳細検索
0
オデッド・ガロー, 柴田裕之, 森内薫 / NHK出版 (20件のレビュー)
レビューを書く
総合評価:
"powered by"
askyfield
■人類史における「成長の謎」と「格差の謎」を解明 ■人類はいかにして「マルサスの罠」から脱却したか ■そして成長し格差ができたのか。良書。 ■2つの謎と人類進化論との強い関連性 ■P177の朝鮮半島の…衛生画像は衝撃的続きを読む
投稿日:2024.02.13
モン吉
このレビューはネタバレを含みます
難しかったけど、おもしろかった。 世界史でこんな人いたな〜こんなことあったな〜とうろ覚えの中読んだ。 個人的に印象的だったのは、10章で書かれている内容で ・中国は2000年にわたって中央集権体制で過ごしたのに対し、ヨーロッパは政治的な分裂を長きにわたって過ごしている ・中世までは地理上の連結の影響により、中国の方が経済的、技術的に進歩する ・産業革命時代では技術を活用するには、競争や文化の流動性が役に立つため、ヨーロッパの方が経済的、技術的に進歩する ・つまり人類史の巨大な歯車が加速し、技術の進歩が速まってたときには、地理上の連結性が低い方が成長に適しており、逆転劇が起こる ということ。 これからの世界どうなるか分からないかなぁと改めて思った。
投稿日:2024.01.29
ktazuke
ユヴァル・ノア・ハラリよりも、ジャレド・ダイアモンドよりもさらに慎重で穏当な表現によるホモ・サピエンス30万年の歴史。
投稿日:2023.12.01
echigonojizake
大きな船にゆられるようや展開で論が進められていく、とてもダイナミックな本。前半はなぜ人類が成長したのかを時系列でだとっていく。いつから格差の起源?の思って読み進めるがこれはこれでおもしろい。後半はタイトルにある通り、ではなぜ格差が生まれたのか?を今度は前半に来た道とは逆に遡っていく。 後半の途中まではふむふむもと思いながら読んだ。最後の出アフリカから導き出されている多様性云々の結論は半分理解するが、そうなのか??とも感じており個人的には評価は留保。こういうのは判断せずに熟成していくのもよいのだろう。人生の歴史からみたらこんなの極めて短い期間。即判断する必要はない。 ユヴァル・ノア・ハラリやジャレド・ダイアモンドが好きな人にはよいのだと思う。
投稿日:2023.10.20
なのせく
人類史を停滞、成長、格差という観点において区分けし、それを決定づけた要因を順序だてて掘り下げていくシンプルな構成で綴られる。 歴史を大掴みに把握し大胆な仮説を立て、一貫した読み物として仕上げたタイ…プの著作。そうした著作にありがちな一種の危うさ(例として、進歩と特定の文化的特性を関連づけて扱う部分など)はやはり本書も含んでいるが、盛り込まれた内容やアプローチの豊富さと、それを限られた紙幅においてまとめあげる手腕は、確かな読み応えへと繋がっている。続きを読む
投稿日:2023.09.29
tomohix
久々に迫力のある本を読んだな、と思う。ページをめくるたびに「そうなのか」と驚いたり感心したりしながら読んだ。 前半は、いつ人類が豊かになったのかを述べ、後半は格差がなぜ生じたのかを述べている。 人類…が豊かになったのはジャガイモやアンモニア合成、産業革命(そのもの)だと思っていたが、まったく違った。それぞれの時代の各世代の生活や人々の考え・判断まで考慮しないといけなかった。そんなに単純なものではない。 格差の起源については、現代から理由を探っていき、どんどん遡っていく。圧倒的な時間の流れを受けながら要因検討を追体験する。自分が何億年も生きてきたような錯覚を抱いた。 地理、文化、政治、様々なものが俎上に載せられる。それぞれ勉強になった。 とくに専制政治の利点と欠点について、歴史的な事実の話は面白かった。「言われてみればたしかにそうなるよなあ」と思う。 表向きは専制政治でない現在の日本だが、その欠点ばかりが目立つ。 よくわからなかったのは多様性の影響度。大きいのかそうでないのかよくわからず(他要素を足していくと、およそわかる気はするが)、言葉を濁しているように感じた。続きを読む
投稿日:2023.06.15
ポイントが追加されました。ポイント明細ページからご確認いただけます。
クーポンコードの形式が正しくありません。半角英数12桁で入力してください。
エラー(エラーコード: )
本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック
スマートフォンの場合
パソコンの場合
このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?
ご協力ありがとうございました 参考にさせていただきます。
レビューを削除してもよろしいですか? 削除すると元に戻すことはできません。