【感想】どこまでも食いついて

ジャナ・デリオン, 島村浩子 / 創元推理文庫
(18件のレビュー)

総合評価:

平均 4.2
5
10
2
0
0

ブクログレビュー

"powered by"

  • katokicchan

    katokicchan

    このレビューはネタバレを含みます

    今月第7弾発売の大人気のワニ町シリーズ第5弾は、読み応え十分。前作でカーターとラブラブになった直後から、町の敵対勢力が町長選に立候補し、カーターが銃撃され脳震盪で記憶を数日失うなど、冒頭から波乱の展開。ATFの捜査官も絡んでフォーチュンの正体がばれる危険や、お約束のスラップスティック展開(犬に追いかけられたり、迷彩色下着丸見え事件)を挟んで、ラストへの怒涛の流れは、このシリーズ屈指の犯人当てとサスペンスフル展開でとても満足した。
    毎回とても楽しめる作品、もったいないけどそろそろ新作に追いつこうと思う次第。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.04.05

  • ぼじょまる

    ぼじょまる

    このレビューはネタバレを含みます

    ・感想
    相変わらずの安定三人組で今回も面白かった。
    勧善懲悪だしお約束も多いから海外版水戸黄門読んでる気分。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.03.06

  • sana

    sana

    「ワニ町」シリーズ、5作目。
    田舎町に隠れ住む女スパイが大騒動に巻き込まれ?
    楽しく笑えて、大好き☆

    CIAの工作員フォーチュンは、正体がバレて命を狙われ、町を流れる川にワニがいるような小さな町シンフルに身を潜めます。
    ごく普通の司書の身元を借りたのです。
    ところが、なぜか事件続き。
    陰で町を牛耳るしっかり者のアイダ・ベルと、その相棒でおっちょこちょいのガーティというパワフル高齢女性二人組とタッグを組み、秘かに解決のため奔走することに。

    保安官助手のカーターとの初デートにやっと成功したフォ-チュン。身元を偽っていることに悩んだり。
    只今同居中のアリーは、フォーチュンにとって初めての友人。
    すごい料理名人なので、思わずプロポーズしちゃうくだりも楽しい。

    カーターが狙撃されて船が沈み、目撃したフォーチュンは迷わず湖に飛び込みます。
    さすがのフォーチュンも助けられるかどうかわからない危機一髪。
    ちょっと足が速いぐらいの綺麗な司書だと思っていたカーターは、すご技に仰天。
    しかし、誰がなぜ保安官助手を狙撃などする?

    町では町長選挙に、アイダ・ベルたちの宿敵シーリアが参戦、しかも有利に展開させます。
    この危険が迫る中、老いた名物男の保安官が存在感を見せたり、ビッグとリトル再び、猛犬の追撃、ガーティのとんでも衣装と、枚挙にいとまのない出来事が!
    めっちゃ面白く読めました~☆
    続きを読む

    投稿日:2024.01.31

  • yoshi1004

    yoshi1004

    シリーズ5作目。前回は少し恋愛色が強かったが、今回は見事にCIA機密工作員の本領を発揮して河に海にと大活躍のヒロイン。彼女が潜伏せざるを得なくなった元凶の武器商人との対決も近くなった予感。終わって欲しくないシリーズ。続きを読む

    投稿日:2023.09.28

  • 黒い☆安息日

    黒い☆安息日

    このレビューはネタバレを含みます

    ワニ町シリーズ第5弾。早々に翻訳既刊作読了。
    シンフルってどれだけ町長選挙好きやねん(5作中2作町長選挙が背景って)と思うところから、カーターの狙撃入院事件が重なって、SLSの面々も事件解決や町長選挙対策に大騒ぎ

    まぁ、大騒ぎはいつものことで、それを読みたいからこのシリーズをおいかけてるんやけど。

    回収できてない伏線(本作で新たな伏線が増えてる)があるから、続編には大いに期待している。翻訳中止とかにならないよう、このシリーズもっともっと売れて欲しいなぁ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.08.20

  • 0071

    0071

    このレビューはネタバレを含みます

    どこまでも食いついて
     「ワニの町」シリーズ第5弾。フォーチュンは保安官助手カーターとの初デートを成功させる。しかし次の日、カーターは何者かに狙撃されてしまう。フォーチュンとのデートもしくはデートの前に何か見つけたらしく、一人で島に向かったのだった。カーターは撃たれ溺れかけていたがフォーチュンが助ける。記憶が戻らないカーター。結局いつもの3人が事件を捜査する。捜査の途中でカーターのボートの近くに別のボートが見つかる。ハンクという男性の小エビ漁の船。ハンクは1年ほど前に消息を断ち、事故にあったと思われていた。
     しかし実はハンクは生きていた。武器の密売の末端として働き、また自分が死んだことで保険金を妻子に残せると思っていたのだった。ところがハンクが知らなかった密売のボスは妻ローレルだった。ハンクが自分の息子だと思っていたのは、ローレルと親友ルーカスとの子だった。フォーチュン達3人組が危なくなりかけていたところ、カーターが病院を抜け出したのだった。

    《感想》表紙の見た目は簡単に完璧にコージーミステリー。だがミステリー、アクション、コメディのバランスがちょうどいい。このシリーズの中でも特に。町を縦横無尽にかけまわり、川にも海にもいくし、しょっちゅう壁を越えるから、3次元的な動きだってオッケー。なかなかアクションもの。ストーリーはだんだんフォーチュンが隠れている理由である、武器密売にの手が追ってきているというシリアスな面もあるし、メンバーで言うと、ベルが密かに自主トレを行っていることで戦力面としても頼もしくなっているのが嬉しい。相変わらずガーディはお荷物?で完璧にコメディー担当になっていた。これ映像化したらどうなるんだろう、ワンピースがびりびりになっているところとか。最近は日本のテレビでも見ないよ。次回も楽しみ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.05.15

Loading...

クーポンコード登録

登録

Reader Storeをご利用のお客様へ

ご利用ありがとうございます!

エラー(エラーコード: )

本棚に以下の作品が追加されました

追加された作品は本棚から読むことが出来ます

本棚を開くには、画面右上にある「本棚」ボタンをクリック

スマートフォンの場合

パソコンの場合

このレビューを不適切なレビューとして報告します。よろしいですか?

ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。

レビューを削除してもよろしいですか?
削除すると元に戻すことはできません。